第一部
第六章 〜交州牧篇〜
八十三 〜来客〜
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あの二人が一緒ならば要らぬ心配でしたかな、ですがそれならば一声かけて下され」
呆れたように、星は腰に手を当てた。
我が身を案じて、探していたのであろう。
「うむ、悪かった」
「ならば、お詫びに今夜一献、お付き合い下され。それで手を打ちましょう」
「……良かろう」
「あー、星おねえちゃんばっかりずるい! 璃々も一緒がいい!」
「はっはっは、言うではないか。だが、主は譲れぬぞ?」
星は、本気とも冗談ともつかぬ風だ。
無論、その場に璃々を加えるつもりはないがな。
……さて、戻ったらまたやるべき事が増えたようだ。
十常侍らとも、そろそろ決着をつけねばならぬな。
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