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逆襲のアムロ
14話 ソロモンの悪夢 UC0080 1.1
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より目標ソロモンの攻略を開始する。各自の健闘を祈る」

ティアンムはオープンな無線にて戦場にその旨を伝えた。
そしてまず艦艇の砲撃の嵐がソロモンを襲っていった。

ドズルは要塞内司令部にてその衝撃を受けていた。
司令部もグラグラと揺れた。その攻撃に対しドズルは声を荒げ迎撃命令を下した。

「各要塞の砲台に告ぐ。連邦の艦隊に我が武威を示せ!砲台の撃ち方の後、モビルスーツ隊を発進。敵前面の艦艇を突き崩し、両翼の分断に務めよ」

このソロモン攻略戦の戦力比は連邦:ジオンが3:1であった。地理的な面でジオンに分があるためその戦力比を補っていた。

互いの砲撃による弾幕の応酬により、互いがモビルスーツ戦が挑める程の近距離まで連邦軍が到達すると両軍とも砲撃戦を控えモビルスーツによる近距離戦に変わった。

連邦軍中央マゼラン艦内カタパルトデッキにて、

ジム・カスタムに搭乗しモビルスーツ大隊の隊長として先陣を切るスレッガー・ロウ中尉は次々と発進していく味方を見送りは自身の発進の順番を待っていた。

「やれやれ・・・圧倒的戦力と言いながらも激戦になりそうじゃないの。まあジオンは重要拠点の陥落をどうしても阻止したいだろうから死に物狂いでくる訳だ。切なくやりきれないんだけどこれが戦争なんだよね・・・」

そうスレッガーがぼやくとオペレーターの若い女性より発進の指示が下った。

「スレッガー中尉!発進お願い致します」

「OK!・・・なあ、これが終わったら一緒にご飯でも行かないかい?」

そのオペレーター少し顔を赤らめて満更でもない表情でスレッガーに答えた。

「いいわよ。その代り生きて帰ってきてちょうだい」

「了解した。レディの約束を反故にするほどオレは野暮じゃない。スレッガー・ロウ出るぞ!」

カタパルトに乗ったスレッガーは急速発進してソロモン宙域へとその身を投じていった。


* ティアンム本隊 旗艦内 1.04 11:00


ティアンムはソロモンを半包囲の態勢で攻めていたが攻めあぐねていた。
無理に出血を強いる戦い方はティアンムの思うところではなかったので正攻法で攻めていた。

中央より敵の迎撃隊が中央部の分断を図ろうと猛攻が続いていた。そのため中央部を多少後退せざる得ない。

その分両翼が潤沢な戦力により着々と攻略していたがピタッと止まっていた。
両翼に識別不明の4機の巨大モビルアーマーが防衛に出てきて、連邦両翼の進撃を食い止めていた。

ティアンムもその状況に歯ぎしりをしていた。

「やはり、ジャミトフの土産を使わなければならんか・・・時間をかければ被害も抑えての攻略も可能だがそれではワイアットが来てしまう」

ティアンムはルナツーのワイアットの活躍を報告で受けてい
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