打倒 妖精の尻尾!!
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分の鎧を纏った胸へと引き寄せてくる。
「いったぁー!!」
エルザさんの腕力プラス鎧の強度が合わさり思わず絶叫する俺。なんだこれ!?一種の拷問なんじゃねぇか!?
「どうした?男は皆こういうのが好きなのではないのか?」
「いや・・・当たらずとも遠からずではありますけど・・・」
たぶんエルザさんのイメージとしては男性が女性の胸に顔を埋めた時の感じなんだろうけど、それはそんな鎧でするものではない。断じて違う。
「最終日のサバイバル戦に備え、明日はしっかり休んでおけよ」
「最終戦か・・・次こそきっちり決めてやるぜ!!」
エルザさんが俺たちにそう言い、グレイさんが最終日での活躍を誓う。
「まずは優勝!!そんでグレイともエルザともシリルとも勝負だ!!」
「ええーーーーーっ!?」
まさかの俺までナツさんの戦う相手にカウントされている事実に叫ばずにいられない。俺は絶対やらないからな!!
「フッ、いいだろ」
「気が早いっつうかなんつうか」
エルザさんとグレイさんはやる気十分。それを確認したナツさんはこっちに目を向ける。
「もちろんやってくれんだろ?シリル」
「やだ」
「なにーーーー!?」
ナツさんのお願いに首をフルフルとして即座に却下する。俺は死んでもあんたたちとはやらん。絶対やらん。
第三者side
ガチャッ
開かれる医務室の扉。その音を聞いたルーシィやウェンディたちはその入り口の方を見る。
そこにはボロボロな姿のナツとシリル、そして彼らに付き添うようにいるエルザとグレイだった。
「お疲れさま」
「お疲れさまです」
ルーシィとウェンディが戦いを終えた彼らに声をかける。
「どうだった?俺らの試合」
「すごかったよ。ナツもシリルもガジルも・・・3人ともすごかった」
ルーシィは頬を赤らめながら彼らに労いの言葉をかけていく。
「これでようやく1位になったんですもんね」
「けどこれで終わりじゃねぇ。こっからだ」
シリルとナツがそう言う。それに対しシャルルを抱えセシリーを頭に乗っけているウェンディが答える。
「目指すは優勝!!ですよね」
「当然よ。ここまできたんだもの」
「もう一気にいちゃおう〜!!」
クールに言うシャルルと大騒ぎしそうな勢いのセシリー。
「初日は最下位スタートだったがな」
「ブーイングまでされたしね」
「それぞれ悔しい想いもあったが」
「後もう一歩で優勝だな!!」
エルフマン、エバーグリーン、エルザ、グレイがそれぞれそう言う。
「ナツ、言ってたもんね。0点から逆転するんだって。涙は優勝した時のためにとっておこうって」
「そうだ!!登ってやろうじゃ
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