暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another27 玉座
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
…これが100年前、かつての最強のイレギュラーハンター・シグマが言っていたレプリロイドの始祖たるエックスの無限の可能性というわけか……)」

エックスの成長速度は最早異常だ。
今のエックスは超フォースメタルで強化したスカーフェイスの力を上回りつつある。

エックス「マッハダッシュ!!」

一気に距離を詰め、ディバートブレードを繰り出すエックス。
スカーフェイスもツインビームランスで受け止め、バスターブレードを弾く。
勢いよく弾かれたエックスは体勢を崩した。

スカーフェイス「終わりだ!!」

エックスの首を跳ねようと、ツインビームランスがエックスの首に迫るが…。

エックス「ガイアアーマー!!!!」

ブレードアーマーからガイアアーマーに切り換え、ツインビームランスを腕で受け止めるとスカーフェイスの腕を掴む。

スカーフェイス「ぐっ!!?」

逃れようとするスカーフェイスだが、ガイアアーマーのパワーには流石のスカーフェイスも逃れられない。

エックス「ガイアチャージショット!!!!」

スカーフェイス「ぐあああああああっ!!」

至近距離でガイアチャージショットを喰らい、吹き飛ぶスカーフェイスだが、体勢を立て直し、プラズマ弾を連射するが、ガイアアーマーの防御力を前では無力だ。
しかし鈍重なガイアアーマーではスカーフェイスを捉えることは難しいために再びブレードアーマーに換装する。

スカーフェイス「(このままでは…これだけは使いたくはなかった…やむを得ん!!)はあああああっ!!!!」

エックス「!!?」

スカーフェイス「受けてみよ!!超電磁ブレイカー!!!!」

ツインビームランスを高速回転させ、スカーフェイスの放った電磁波がマッハダッシュを使う暇すら与えずエックスを包み込むと、エックスのエネルギーがスカーフェイスに吸収されていく。

エックス「ぐっ!?こ、これは…俺のエネルギーを…!?」

身体を襲う虚脱感に、エックスは膝をつく。
早く離脱しなければともがくのだが、スカーフェイスの電磁波はそれを許さない。

スカーフェイス「いくら貴様でも超電磁ブレイカーの電磁波からは逃れられん。終わりだ、エックス」

エックス「ぐっ…!!」

迫り来るスカーフェイスに膝をつきながらも睨み据えるエックスだが、エネルギーを吸収され、バスターブレードの光刃も消失していく。

エックス「(ここまでなのか……)」

身体から力が抜けていき、最早立つこともままならない。
スカーフェイスとエックスの距離は徐々に縮まっていく。
諦めかけたその時である。

ルイン「エックスーーーーッッッ!!!!」

エックス「っ!!!!」

ハッとなり、視線を彼女に遣ると、今にも駆け寄り
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ