暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another27 玉座
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つかり合う。
しかし、剣技や純粋なパワーでスカーフェイスに劣るために、スカーフェイスの猛攻に徐々に追い詰められていくエックス。

エックス「ディバートチャージショット!!」

スカーフェイスのツインビームランスの刺突を屈んでかわし、至近距離からディバートチャージショットを放つ。

スカーフェイス「むっ!?」

ディバートチャージショットはプラズマチャージショット同様に着弾点にプラズマを生じ追加ダメージを敵に与える特性がある。
咄嗟にツインビームランスで受け止めたスカーフェイスは流石と言うべきだろうが、例え初撃を凌いだとてプラズマの追加効果でダメージは免れない。

エックス「喰らえ!!ディバートブレード!!」

ブレードアーマーのチャージブレードを繰り出すが、スカーフェイスはダメージに構わず、ツインビームランスでバスターブレードを受け止めた。

スカーフェイス「小賢しい真似を!!英雄の名が泣くぞ!!」

一瞬で姿を消したスカーフェイス。
エックスもマッハダッシュで離脱しようとするが僅かに遅かった。

スカーフェイス「せいっ!!」

エックスの背後に回ったスカーフェイスがツインビームランスを振るい、肩口から脇腹を斬り裂く。

エックス「ぐっ!!」

ルイン「強い…以前とはまるで違う超フォースメタルで能力を底上げしたの?」

イプシロン「…そうだ。スカーフェイス、フェラム、ボロックは三幹部として選ばれた際に超フォースメタルによる改造と少量の超フォースメタルを与えたのだ。」

ルイン「…逃げないの?スカーフェイスが時間を稼いでいるのに…」

イプシロン「逃げる気はない。我が理想を成し遂げるには貴様らは避けては通れぬ壁。それに…」

イプシロンはエックスとスカーフェイスの戦いを黙って見守る。
何があろうと絶対に手出しをしようとしない。
何故なら、イプシロンは腹心に絶対の信頼を置いているからだ。

ルイン「エックス…負けないで…」

祈るようにスカーフェイスの攻撃を捌いていくエックスを見つめるルイン。

スカーフェイス「プラズマランサー!!」

ツインビームランスに凄まじい雷を纏わせながら突っ込んで来るスカーフェイス。
エックスは咄嗟に屈み、マッハダッシュを繰り出す。

エックス「ドリルファング!!!!」

マッハダッシュをしながらドリル状になったブレードを突き出す。
炎のエレメントチップにより、炎属性を持ったこの技はスカーフェイスに有効なダメージを与える。

スカーフェイス「ぐおおおおお!!?」

エックス「ライジングスラッシュ!!!!」

跳躍しながらスカーフェイスの胴体を斬り裂く。

スカーフェイス「(強くなっている…私との戦いの中で恐るべき速度で
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