暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico42雪も積もれば戦となる
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「・・・絶対に変な想像をしているだろ、アイリ」

雪合戦とかまくらの説明をしてやるとアイリの表情がまた輝いた。そして予感通り「やりたい、やりたい!」と言い出した。俺は庭を見て「無理だなぁ。雪が足らないし、この家の庭だとな〜」そう言って諦めさせようとした。

「じゃあさ、今日はアリサの家でパーティなんだよね? あそこの家ってすごく大きいし、出来るんじゃないかな?」

「まぁそこのところは後で訊いてみるよ。ほら、入ろうか。ココアで体を温め――」

ポストからビニールに包まれた新聞紙を取り出して玄関に戻ろうとした時、「えりゃ♪」ボスッと俺の背中に叩き付けられる堅い物。遅れて「冷た!?」服の中に冷たい物――雪が入り込んだ。振り向けばアイリがきゃっきゃ♪はしゃいで雪玉を作っていた。そして・・・

「マイスター、こんな感じなんだよね♪?」

また俺に向かって投げられる雪玉を丸めた新聞紙で打ち砕く。アイリはさらに雪玉を作り始めたため、ヒットした時の冷たさがどんなものかを身を以って教えてやるために俺も雪玉を作り出す、速攻で作り出す、3つと作り出す。

「うりゃ♪」

アイリが投げた雪玉を脇に挟んでいた新聞紙で打ち砕いて、すかさず足元に転がしてある雪玉を取ってアイリに投げる。アイリは「ハズレだよ♪」ひょいっと避けたが、すでに俺はアイリの回避先を予測しての2発目を放り投げた後だ。間髪入れずに、足元を狙われて急ブレーキを掛けたアイリへと向かって雪玉は高速飛来し、「みきゃっ、冷たい!?」太腿に着弾した。

「とまぁ、こんな感じだ。ほら、家の中に戻るぞ」

「は〜い!」

家の中に戻って濡れた服や体をタオルで拭き、リビングダイニングの暖房を点けて、それから冷えた体をホットココアで温める。アイリはヘッドフォンでテレビを録画した番組を観、俺は新聞を読んでいると「あら? おはよう、ルシル君、アイリちゃん」シャマルがやって来た。アイリと2人で「おはよう」挨拶を返す。

「暖房を点けておいてくれて助かったわ。でも今日は早いのね、アイリちゃん」

「まあね♪」

それからシャマルと喋りながらはやて達が起きてくるのを待ち、家族みんなが揃ったところでシャマル特製のモーニングセット(トースト・スープ・ベーコンエッグ・サラダ)を頂く。そんな中で・・・

「え? 雪合戦とかまくら?」

「うんっ! やりたい! ねえ、はやて。今晩はアリサの家で今日パーティするんだし、その時間までやりたいの!」

今朝のことをはやてに話すアイリ。ヴィータが「こんなクソ寒い日に雪合戦とかアホか」と一蹴すると、「ヴィータは不戦敗だね。騎士なのに。プフフ」アイリが嘲笑した。するとどうなるか。戦闘狂ではないヴィータだが負けず嫌いの気がある。ゆえに「あ゛?」ギロリとア
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