暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
105話:機動六課防衛戦線(中編2)
[10/10]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「―――ザフィーラ!!」
そう、六課が襲撃されると分かった時点で、士がヴィヴィオを守る為に一緒に行かせた“盾の守護獣”―――ザフィーラが、オーロラから飛び出してきたのだ。
それを見たガタキリバが、自慢の跳躍力で飛び出し空中で受け止める。人型であった彼の体は、既に血まみれだった。
「おい、しっかりしろよザフィーラ! 何があった!?」
着地したガタキリバは、脈があることを確認した後叫ぶように声をかける。
しかし、否やはりというべきか。彼からの返答はなく、出血の量からして危機的状況にあることは間違いない。
誰がこんな事を…。そんな疑問を覚えるが、その答えはすぐにわかった。灰色のオーロラに、何者かの影が映ったのだ。
すぐさま構えるタトバ。ガタキリバは急いでシャマルを呼びつつ、視線だけはオーロラへと向け、敵の姿を確認しようとする。
コツ…コツ…と響く足音が、オーロラの奥から聞こえる。その音に、更に警戒心を強める士。他の場所で戦闘をしていたオーズも、意識をそちらに向ける。
そして、オーロラの奥からその人物が現れる。
「―――え…?」
視認したタトバ―――士は、思わず声を漏らした。しかし、これは至極当然の反応だろう。
―――何故なら、
現れた人物は、小脇にブロンド髪の少女―――ヴィヴィオを抱えており……
―――その姿はまさしく、
―――自分自身(ディケイド)であったのだから…
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ