暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
105話:機動六課防衛戦線(中編2)
[1/10]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
迫りくる殺気に、すぐさま銃を構えた。
瞬間的に懐に入った三色の戦士―――オーズ・タトバコンボは、腕で銃を退かしつつ拳を繰り出す。
鈍い音と共に後退するディエンド。そこへ追い討ちをかけるように緑の戦士―――オーズ・ガタキリバコンボが襲い掛かる。
タトバの肩に手を置き、それを支えにタトバを飛び越え蹴りを繰り出す。が、ディエンドはその蹴りを弾き、自ら距離を取る。
〈 ATACK RIDE・BLAST 〉
ディエンドはそこでアタックライドを発動。シアン色の無数の弾丸が、二人のオーズに襲い掛かる。
爆炎に包まれるタトバとガタキリバ。しかし二人は自らの脚部―――“バッタレッグ”の能力を発動。驚異的な跳躍力を利用し、爆炎の中から飛び出した。
「くッ…!」
〈 WEAPON RIDE・IBUKI --- REPPU 〉
〈 WEAPON RIDE・BIRTH --- BIRTH BASTARD 〉
飛び出した二人がそれぞれ爪と双剣を構えるのに対し、ディエンドは二枚のカードをバックルへ通し二つの武器を手に取った。
トランペットを模した金色の拳銃―――“音撃管 烈風”、特殊な形をした携帯型火器―――“バースバスター”。その二種類の銃を向け、引き金を引いた。
圧縮された空気弾とメダル状の弾丸が飛び交う。そんな中をタトバはライドブッカーで防ぎながら進み、ガタキリバは跳躍によって避けディエンドへ襲い掛かる。
落ちながら振り下ろしてくるガタキリバの攻撃を二つの銃で逸らし、蹴りを腹部へ。未だ空中にいたガタキリバは体勢を崩し、地面に叩き落とされる。
「この…ッ!」
「だあああぁぁぁぁぁ!!」
二つの銃口をガタキリバに向けるディエンド、それを阻止しようとタトバは剣を構え走り出す。しかしディエンドは右手に持つバースバスターをタトバへ向けた。
思わず足を止めるタトバ、そこへ放たれたメダル状の弾丸。タトバの体から火花が散り、タトバの体は吹き飛ばされる。
「はぁぁッ!」
「ぐぅ…!」
そこへ立ち上がったガタキリバが再びディエンドへ。双剣によってディエンドの装甲は切り裂かれ、火花が散った。
よろよろと後退するディエンド。ガタキリバは更に蹴りと剣の攻撃を仕掛け、追い打ちをかける。ディエンドは全てを避けようとするも、数回攻撃を受けてしまう。
傷つけられたディエンドは、後ずさりながら距離を取る。その隙にガタキリバとタトバが並び合うように立った。
「くッ……やはり、やるな…」
「二丁拳銃とは…やり難いな」
「だけど、戦えないことはない」
それぞれが体勢を立て直し、武器を構える。どうやらディエンドとタトバ、ガ
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ