学園祭のライオンハート
放課後の旧校舎×対黒神戦に向けてのミーティング
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も役に立っているからな。それに今回のゲームは、ギャスパーの目も解禁されるし敵だとしても本気で来いと言っている。俺の血液を入れた小瓶を常に持たせているから、吸血鬼の力が使えてコウモリ軍団として探査と索敵も使うようだし。
「にしても一ちゃん達はここにいていいのか?仮にもゲーム時だと敵のようなもんだ、人間界本家に帰った方がいいのでは?」
「それだと二度手間させるのは嫌なのでね、別に俺らが敵だとしても今の俺らはグレモリー眷属の協力者としてここにいる訳だし」
「そうだぞアザゼル。ここで聞いた事をまた同じ事を聞くのは嫌だからな、それよりグレモリー眷属男子は訓戒みたいなのは無いのか?」
「あるにはあるが、それに関しては一ちゃん達が帰った後に言わせるさ」
そんな風にしてグレモリーと黒神の男子同士で盛り上がっていたが、リアスや他メンバーも入室してきた。もちろんシーグヴァイラとレイヴェルのイリナもいたが、ヴァーリらの所付近に座ってから見渡すようにして言うアザゼルと俺。
「そんじゃミーティングを始めるが、ここにいる一ちゃんらは二度手間をさせると面倒なのでここに来てもらった」
「ゲームのミーティング前に、各勢力の情勢について話すとしようか。神器に関して厄介事が発生したが、英雄派が禁手の研究をしては実際に結果を出していた事に関してはお前らも知っての通り。身を持ってその力を喰らった訳だが、英雄派の者らではなく残存部隊の生き残りが一般に紛れている神器所有者や悪魔に転生している神器所有者に禁手の至り方を伝え始めているんだとよ」
京都で実際に体験したが、俺らは元よりグレモリー眷属は神器に関して余り詳しくない。神器の使い方に詳しい俺らぐらいだが、神器特性やらだが禁じ手ややってはいけない事をやっているようだしな。次元の狭間本家にいる英雄チームは、既に俺らの仲間となり構成員達も改心させた。残存部隊がいるとなる事に関しては厄介だが、禁手化は凄い力を得られる訳でどういう結果を生むかは知っての通りだ。
「一ちゃんの説明通り、それがどういう結果を生むかは想像通りとなる。今まで不遇な人生を送ってきた者が一転して、世界の均衡を崩すとも言われる力を得ればソイツの価値観が変わる。神器を持つ者は必ずしも良い人生ばかり送れる訳じゃないが、人とは違う異能故に迫害され差別されてきた者らも少なくない」
「悪魔に転生した所有者も理不尽な取引で眷属になったケースもあるが、全ての悪魔が良心的な訳がない事は前例がある。黒歌と白音の時みたいにな、上級悪魔にも心無い者が少なからずいる。人間界の影響で多様な考えを持つようになってきたが、合理的な思考を持つのが本来の悪魔が考える事だ。理不尽な思いで暮らしてきた神器所有者もいるし、アザゼルらグリゴリによって仲間になるか監視するかだっ
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