暁 〜小説投稿サイト〜
逆襲のアムロ
12話 満ちた時の果てに・・・ 11.20
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
で長い休暇を取ったことがないのでどうしようかと迷ったが、リュウが誘ってきた。


「ブライト艦長。我々で互いの顔見せの歓迎会していなかったじゃない。ここいらで一緒にやりましょう」


そのメンツは艦橋にいるほぼ全員だった。アムロは用事があると言って出席はしなかった。
ブライトは特別何もする予定もなかったため参加することになった。

アムロも艦を降りると、車に乗り込み自分の第6感に従い車を走らせて行った。


「(何かおかしい街の北の方からだ。しかも遠いな・・・。懐かしくも得体のしれないプレッシャーを感じる)」


アムロはインドを北に進路を取って、勘の赴くまま車を走らせた。



* カンプル市 スラム街 同日 20:00


シャアはまた例の飲み屋に戻ってきていた。店のマスターに言われ、少しラフな服装で来ていた。それでもまだ馴染めない浮いた格好だった。

案の定お金目当てな客引きや娼婦がシャアの下へ誘いに来た。
シャアは断り続け、バーの主人と話しながら飲んでいた。

すべては勘が頼りだった。あのアメリカの時の強い残留思念が頭から離れない。
その感覚がここの周囲を意識させていた。その目的のものに出くわしたとき自分がどうなるのか。
どう変わるのかわからないが、今の自分にそれが必要なことでもあるを思い込んでいた。

何かを成すためには何か突き抜けるような出来事がいる。今のシャアに足りないものだった。
行動しやることは認識しつつあるが、それをする上で覚悟を決めるものがこの街にあると。

すると、余りに見栄えしない女性の客引きがやって来た。


「ねえお兄さん。いい子が揃っているけどうちにこないかね」


シャアはその女性をみると驚いた。その女性の背後に青白いオーラのような幻覚をみた。
シャアは来るべき時が来たようだと思い、勘定をしてその女性に付いていくことにした。

それを見た店のマスターが注意した。


「旦那。そいつはやめておいたほうがいいぜ。あの女の商品はどれも非合法だ。見つかったらしょっぴかれるよ」


「そうなのか?」


シャアはマスターからの忠告を受けたがそれでも行くことを決めた。


「有難うマスター。私の目的のものは彼女が握っているみたいだ」


そう言ってシャアはその女性にある店に連れていってもらった。


スラム街でも奥の方、色々な腐臭でこの街のゴミ溜めと言えるような地区に案内された。
河のせせらぎが聞こえる。どうやらガンジス河の側らしい。

女性は店の中に案内すると、先に来ていた客が女性に不満を言ってきた。


「こんなできそこないをあてがうなんてお前どうかしてるぜ!もう2度と来るもんか!」


「ああ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ