第18話
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中生徒会の仲間で、僕と同じキャラ持ちなんだ。あむちゃん、この子は昴かずみさん。今度うちの学校に転入してくる子なんだ。」
唯世君があたしの事を女の子に、女の子の事をあたしに紹介した。
「あれ?昴さんって、しゅごキャラの事を知ってるの?」
「うん。キャラ持ちじゃないけど、霊感が強いみたいでしゅごキャラの事が見えるんだ。」
「そうなんだ。あたし、日奈森あむ。よろしくね。」
「ランだよ〜!」
「ぼくはミキ。」
「スゥですぅ。」
「ダイヤよ。よろしく。」
「かずみだよ。よろしく、皆。」
あたしとラン達、それに昴さんは互いに直接名乗り合った。
「ところであむちゃん。星の道に入った理由だけど・・・」
「あ、そうだった。実は、これについてなんだけど・・・」
唯世君に聞かれて、あたしはソウルジェムのケースを開けて中身を見せた。
「それって、ソウルジェム!?」
すると、何故か昴さんがそれを見て反応した。
「え?これを知ってるって事は、昴さんもしかして・・・」
「うん。私、魔法少女なんだ。」
昴さんはそう答えると、耳に付けている鈴型のイヤリングをソウルジェムに変化させた。
「訳ありってこの事だったの?」
「でも、それなら司さんは説明してくれるハズだけど・・・」
「ええと、2人はどこで魔法少女の事を?」
「あたしの転校先に魔法少女が居て、それでね。」
「あと、何代か前のガーディアンが魔法少女と関わってたみたいなんだ。」
「そうなんだ。でも、そのソウルジェムは?」
「あ、これは・・・」
あたしは唯世君と昴さんにあやせと戦った時の件について説明した。
「そんな事が・・・」
「それで、ソウルジェムって元々こころのたまごだからさ。“ゆりかご”に持って行けば何とかなるんじゃないかなって思ったの。」
「なるほど。確かに、それなら大丈夫かもしれないね。」
「ゆりかご?」
昴さんがゆりかごの名前を聞いて首を傾げた。
「ゆりかごって言うのは、生まれる前のしゅごキャラや、持ち主の前から去った後のしゅごキャラが居る場所なの。」
「そうなんだ。でも、どうしてそこにソウルジェムを?」
「ソウルジェムはこころのたまごを変化させたものなの。だから、そこに持って行けば元の持ち主の所に帰って行くと思うんだ。」
「こころのたまごを?ちょっと待って、それは違うよ。ソウルジェムって魔法少女の魂でしょ?」
「魂!?それってどう言う事なの!?」
昴さんの言葉を聞いた唯世君が大声で驚いた。
「落ち着いて、唯世君。実はね。」
あたしは唯世君にキュウべえから聞かされた事について説明した。
「そん
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