第18話
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え!?こんな時に!?」
星の道は気まぐれで、時々“流星ゾーン”って言う津波みたいに星が流れる所が現れる・・・って、呑気に説明してる場合じゃない!!
「な、ながされるううううううううううううううう!!!」
あたし達はそのまま流星ゾーンに流されてしまった。
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荷物を運び込んで替えの下着を買った後、私は唯世の家族と夕食を済ませてから、唯世の部屋で勉強を教えて貰っていた。明日から初めての学校だし、恥をかく事にならないようにしないと・・・
「これなら、明日の学校は大丈夫だね。」
「ありがとう、唯世。」
でも、私にはミチルの“思い出”は無くても“知識”があったから大丈夫だった。流石に、私がかずみとして生み出されて過ごした間に進んだ範囲は分からなかったけど、そこは唯世に教えて貰った。
でも何だろう。男の子の部屋に入るのは初めてだから、さっきからドキドキしっぱなしだなあ・・・
「それじゃあ、今日はここまで。先にお風呂に入って来てもいいよ。」
「うん。それじゃあ、お先に。」
そして、私が唯世の部屋を後にしようとした時・・・
「キャア!」
「ぐべっ!?」
上から誰か落ちて来た。
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流星ゾーンに流されたあたしは、星の道から放り出されてしまった。その拍子でキャラなりも解けちゃう。
「いたた・・・ここは?」
「あむちゃん!?」
あたしが身体を起こすと、聞き覚えのある声がした。そして、目の前に居たのは・・・
「唯世君!?」
「久しぶり。でも、どうしてここに?」
「ちょっと、流星ゾーンに巻き込まれちゃって。」
「流星ゾーンって事は星の道に入ってたの?」
「まさか、またあいつらが消えたのか!?」
私が小学校を卒業する直前、ダイヤ以外のしゅごキャラが消えちゃったの。その時はダイヤと司さんの導きで星の道を通って3人を探したんだ。
「私達は大丈夫だよー!」
ラン達は唯世君とキセキの前に姿を現して自分達の無事を伝える。
「良かった。でも、それなら何で?」
「実は・・・」
あたしが説明をしようとした時だった。
「お、重いよ〜。」
あたしの下から声がしたのは。
「へ?」
あたしが下を見ると、1人の女の子があたしの下敷きになっていた。
「ご、ごめん!」
あたしは慌ててその子の上から飛び退く。
「大丈夫だよ。でも、あなた誰?」
「この子は日奈森あむちゃん。少し前に転校しちゃったんだけど、僕達聖夜
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