第18話
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な風に拒絶されたら仕方が無いね。出て行くとするよ。」
そう言ってキュウべえは意外とあっさりとこの場を去って行った。
「ねえ、あむちゃん。キュウべえにはあんな事を言ってたけど、大丈夫なの?」
「うん。確実じゃないけどね。でも、思いつく方法はこれしか無いから。でも、今はそれより。」
あたしはまだあたしとキリカに支えられた状態の沙々を見た。
「あんた、これからどうするの?」
「どうするって、どうすればいの・・・あんな事を知らされて・・・」
「確かに、あんたはキュウべえに騙されてた。でも、そのキュウべえから貰った力で好き勝手してたんでしょ?」
「・・・」
「別に、今直ぐ答えを出せとは言わない。でも、考える事だけは止めないでおいて。」
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あの後、優木沙々は巴マミの家を後にした。私はその後に着いて行き、話しかけた。
「少しいいかしら?」
「何・・・?」
「もう直ぐ、この街にワルプルギスの夜が現れるわ。」
「ワルプルギスの夜!?」
ワルプルギスの夜。それは魔法少女達の間で言い伝えられている超弩級の魔女。通常の魔女とは異なり結界を張らず、その絶大な力で破壊を振りまく存在。
「あなたに頼みたい事はワルプルギスの夜を倒す手伝いをする事。それが無理なら私達の邪魔をしないで。」
「・・・分かった。邪魔をしない方向で行くわ。」
そう答えると、優木沙々は去って行った。
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沙々が出て行った後、あたしはあやせから奪ったソウルジェム達を元の持ち主に返す準備をしていた。と言っても、あやせから奪ったケースを持っただけだけど。
「行くよ、ダイヤ。」
「いつでもいいわよ。」
「あたしのこころ、アンロック!!」
あたしの言葉と共にダイヤはたまごに戻ってあたしの胸に吸い込まれる。そしてあたしはアイドル衣装風の格好に変化した。
「キャラなり!アミュレットダイヤ!!」
「それがダイヤとのキャラなりなんだ。」
「でも、それでどうする訳?」
「こうするんだよ。」
あたしはさやかの疑問に答える形でラン達と一緒に“星の道”へと飛び込んだ
星の道。それは、光だけが通れるひみつの抜け道。光が何よりも速いスピードで動けるのはこの抜け道があるから。そして、ここを抜けたずっと先の先に“たまごのゆりかご”がある。あたし達が目指すのはそこ。だからひたすら先へ進んで行く。でも・・・
『大変よあむちゃん!流星ゾーンに入っちゃったわ!!』
「え
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