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第7話『その盤友は蛮友』
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ある工場、蒼井晶は傷だらけの状態で泣いていた。
「嘘!?なんでこんなになっているの!これじゃ、モデルなんて出来ない!?こんな惨めな私、誰かに見られたく無い!?」
晶が嘆いていると、飛蝗型の機械生命体、ホッパーゼクターが現れる。
「なんだお前?私を笑いに来たんか?」
晶の質問にホッパーゼクターは首を振る。
「じゃあ何なんだよ!私の仲間でもなるっていうんか?」
晶の次の質問に、ホッパーゼクターは首を縦に振る。
「ん?いいじゃねぇか。やってやるよ!」
晶はホッパーゼクターを手に取った。

翌日、るう子はユキと遊月に怒られていた。
「ライダーサーチャーのるうに対しての反応が規格外になったけど、極アームズを使ったわよね?」
「うん、使ったけど──」
「るう子、あれはとても危険な物なんだよ!確かに強いけど、使い続けるとインベスの王になっちゃうんだよ!」
「えっ!そんなに危険な物なの?」
るう子が驚きながら質問すると、
「大丈夫よ、みんな。」
懐かしい声を聞いてるう子達が後ろを向くと繭が立っていた。
「安心して。極ロックシードは性能を完全コピー出来なかった代わりにデメリットもコピー出来なかったわ。これは事実よ。」
「繭、あなたの言うことはなかなか信用出来ないわ。」
繭の生み出したルリグであったユキは当然繭を疑う。
「ならこれを使って見て。ユグドラシルが使っていたヘルヘイムの浸食値を測る測定器よ。」
一衣が使ってみると、確かにメーターは動かなかった。
「でもさ、ウリスと組んでいる繭はどうして私達のところに来たの?」
「別にウリスとは組んでいないわ。私もウリスがあんな風に悪用するとは思っていなかったもの。」
「それで、どこがコピー出来なかったの?」
「果汁の光弾を放つ能力だけよ。」
「それって特に必要ないような。」
「でも、兎に角繭の本心が解って良かったよ。ありがとう。」
「それじゃ、頑張ってね。」
繭はそう言い残して消えていった。
「まあでも、るう子が安全なら問題ないか。」
「そうね。あら?どうしたの伊緒奈?」
「どうやら、誰かがライダーバトルを始めたみたい。各異空間にタカカンドロイドを設置したけど、天の川学園で反応があったわ。どうやら、上級、中級、低級、規格外が一人ずついるみたい。」

場所は変わって天の川学園高校体育館
「彩里がダークライダーと名乗る人達にやられたのはみんな知っているよね。」
白戸紗良の言葉で、沈黙は解放される。
「フードロイドを使って調べた結果、ダークライダーはソーサラーという仮面ライダーの部下みたい。それにダークライダーの力は強いわ。みんなで戦えるように訓練しようよ。」
「それには賛成ね。この中で一番弱いのはあたしだし。」
相良瑠海は賛成する。
「確かに、ボクもいいと思
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