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能力者たちが事件を起こしたり解決したりするようです
第四話 体に穴があいた時は医者に頼ろう
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いる
それ以上におかしいのは頭に被っているポストだ、投入口から見えるようになっているのだろうか?

「どういうファッションですか...どうやって医療をしてるんですか...」

「いや〜...警察のあなたに言うのは抵抗があるのですが...無免許なんですよ、ハハハ」

(質問の答えになってないな...)などと思いながら

「そこら辺はうちの部署は関係ないよ、って俺が警察ってなんで...」

またもや質問をぶつける

「同じ学校だったじゃないですか、ほら、憶えてませんか?霊遥葵くんと一緒に何度かあっていると記憶しているんですが...」

まったくもって憶えてい、というとあからさまに肩を落とす

「まあ、良いでしょう...ま、この世界のことや私の事はまた今度にしましょう」

「安心してください、私のモットは迅速に的確な処置を、ですから、きっと5分もたっていませんよ」

は?と言いながらポケットのスマートフォンを手に取り時間を見る
店を出たのが16:00頃だったはず、移動時間や意識が朦朧としていた時間なども含めても速すぎる
今は16:40だ...

「はい?」

「いやー私の手術(オペ)は患部にメスを突き刺せば完了なんですよ」

と笑いながら医者の身の丈ほどもある(2m70cm)巨大なメスを取り出した

「まさか、異能での医療を?たしかそれって寿命を大幅に縮めるとかで、禁止されていたハズじゃ...」

「だから無免許の闇医者なんですよ...」

少し陰がある言い方をしながらククク...と笑う

「お出口はあちらになります、警察署前に繋げておきました、おっと元警察署前、ですかね」

「あいつの息の根はきっちり止めてやりますよ、借りは返さなきゃ」

「では、またお会いしましょう」

と手を振って見送ってくれる

病室の扉を開くと、そこには先程までいた瓦礫の山(警察署)があった

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