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野獣
11部分:第十一章
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達は歯噛みした。だが奴に深手を負わせることはできた。
「これで奴は暫くは動けませんね」
 医者は路に残った血痕を見ながら言った。それは闇夜の中でも赤く光っていた。
「ええ、この血の量を見ると致命傷に近いですし」
 館員もその血を見て言った。
「それにまた重要な手懸かりを手に入れましたよ」
 それはこの血である。彼等はそれを見て会心の笑みを浮かべていた。

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