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逆襲のアムロ
11話 オデッサの陰謀 11.17
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理に入手した戦術核によりレビル将軍本隊へ打ち込もうと企てた。だがそこにいるミハルさんのお蔭で我が特殊部隊により、犠牲を出したがエルランを始末することができた」


ミハルはそのジャミトフの言に涙ながら小声で「違う・・・」と訴えていた。


「しかし、エルランに2重の策を講じておった。本隊への強襲だった。それにより本隊のレビル将軍含め高級士官、副官、警備兵と爆弾により殉職してしまった。とても悲しい事件だ」


ブライトは額から汗がただれ落ちた。


「しかし、その実行犯らを迅速に処罰できた。なぜなら諸君らの仲間で気が付いたものがおったからだ。彼はコリニー大将付きの参謀としてこちらで働くことになる。紹介しよう」


ジャミトフの紹介する人物、それは今まで一緒に戦っていた仲間だった。


「パプテマス・シロッコ大佐だ。軍部特権でこの階級に任じられた」


「ブライト艦長。今までお世話になりました。アムロ君も」


アムロは苦虫を潰したような表情でシロッコに話しかけた。


「シロッコ大佐・・・このオレに興味があるんじゃなかったのかい?」


「そうだな。厳密に言うと違う。アムロ君の動きは逐次今後も見ていくつもりだ。ただこういう機会は滅多にない。だから私は行動したまでだ」


「行動だと!」


ブライトはシロッコに噛みついた。シロッコは不敵に笑ったがそれをジャミトフが窘めた。


「そのへんでやめておけシロッコよ。・・・で、だ。ブライト君たちはちょっと事実確認だけしておく必要がある」


ブライトら艦橋クルーはジャミトフの話すことに再び耳を傾けた。


「オデッサは当面連邦の管理下に置かれる。民間人の立ち入りも許されない。そしてここでは戦術核など使われなかった。全てはジオンの激戦による犠牲によるものだ。レビル将軍、エルラン将軍ともに名誉の戦死を遂げられた。・・・これで良いかな」


艦橋は静まり返った。しかしジャミトフは話を続けた。


「これが連邦の見解である。世間を無駄に騒がしてはならない。まあ明日にでもそのように報道されるので、貴様らがいくら囀ろうがどうでもよい」


ジャミトフはまた間を置き、最後にブライトたちの労をねぎらった。


「この度はホントご苦労だった。お前たちに多少の休暇を用意した。連邦軍のマドラス基地へ向かうとよい。そこでウッデイ大尉に出迎えの準備をさせておく。彼は本日付でマドラス勤務となった。ではな・・・」


「ウッデイ・・・」

ジャミトフからの通信が切れた。マチルダが婚約者の名前に反応した。ジャブローより基地移動するとなると左遷されたということだった。


ミハルは精神を取り乱し、錯乱状態に陥った。それをフ
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