暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十五章
最後の大戦(8)×決着からの外史脱出
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始。

「一真とエーリカさんはメディカルルームへとお願いしますよ。朱里さんに雛里さん」

「「畏まりましたでしゅ」」

「全員いるか点呼して下さい、久遠」

「分かっておる、壬月に麦穂、主要な将全て全員いる事を確認せい」

「「御意」」

ここで全員いるか点呼している間、黒神眷属は脱出するまでの間攻撃をしたがヴァーリはエリクサーにより禁手化をして戦っていた。今回一番の功労者が一真であり、本来の優しいエーリカを救えた事が一番良い事だった。主要な将はいるが、消滅対象となる松永白百合久秀と本多悠季正信が久遠らの目の前で消滅してしまった。

「どういう事ですか!何故悠季が消滅しなければならないのですか!?」

「それは一真の役に立つかどうかですよ、葵さん。今まで一真の事を消そうとしてきた事で、消滅対象となりました。本当は葵さんも消滅対象のようでしたが、それは免れたようです。『奏さん、間もなく外史脱出をします』了解しました、と言う事で今は脱出をお願いします」

葵は悠季が消滅した事により、悲しんだがこれも一真によって消え去る運命だったのかもしれない。今回はこれでいいが、次も似たような外史へ行く事になっても私らは一真を信じますからね。

それと格納庫に大量の夜叉達と神仏らがいた事により、神界を拠点D×Dの異空間に引っ越した事で消滅する事なく済んだ。脱出準備完了となった事により、外で戦っている黒神眷属も呼び戻してからトレミー3番艦は脱出したのだった。
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