第一部
第六章 〜交州牧篇〜
七十六 〜新天地〜
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「では、明日にでも、私もお願いしていいですか?」
「勿論でさぁ」
そう言って、親爺は片目を瞑る。
「時に親爺。麗羽はどうしておる?」
「袁紹様ですかい? あっしもあまり長くは見ていやせんが、いろいろとご苦労なすってると耳にしてまさぁ」
「そうであろうな」
「ただ、土方様の薫陶を受けた御方と言うのも、ギョウの連中は皆知ってまさぁ。あっしは剣の事がありやしたが、他の連中はそのお手並み拝見、とばかりにギョウに残ってますぜ」
「うむ」
遠く離れてしまったが、元皓と嵐がいるのだ。
その健闘を、ただ祈るより他あるまい。
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