暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
二十二話 ー揺れる眼差しU、ですー
[8/8]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ペンデュラムカードをデッキに戻す事で効果を無効にし破壊できる!」
「よし、これで優希のフィールドはガラ空き!」
「いくぞ!ボルテックス・ドラゴンでダイレクトアタック!天雷のプラズマ・バーストォ!」
「キャァア??」
優希:LP4300
オッドアイズのブレスを正面から受け、身体が宙に浮く。背中を地面へと叩きつけられ、思わず鈍痛に顔を顰める。
「俺はこれでターンエンドだ!」
新たなオッドアイズーーオッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンの召喚から若干ながら主導権を握られつつある。オッドアイズの無効効果のコストとなるペンデュラムカードは充分数あり、慎重にいかなければならない。
「私のターン、ドロー!さらにダイヤモンドガイの効果で墓地に送られた『終わりの始まり』の効果発動!三枚ドロー!……っ!」
「て、手札が4枚になったぁ!?」
私は大量の手札を稼ぐ一方で、心中穏やかではない。
ーー引いちゃったか……これ
使えば、確実に勝てる奥の手。だけど、使えば少なくとも前みたいな友好的な関係には戻れない。
「……けど、負けは許されない!ごめん、遊矢」
「え……?ご、ごめんて、どういう」
「私はライトペンデュラムスケールに ーーーー を、レフトペンデュラムスケールに ーーーー をセッティング……」
私の左右に昇る二本の光の柱。紛れもなく遊矢
のみ
(
・・
)
が使えるはずだった、ペンデュラム召喚のエフェクトが私のフィールドに起こっている。
最後まで言いかける前に、遊矢は目の前で起こった光景に息を詰まらせる。
「な、え……なんで、優希?」
「私は、お前を倒して、
遊勝塾
(
ここ
)
をやめる!」
突き放す様に、決別する様に、放たれた言葉が遊矢だけではなく遊勝塾のみんなを絶句させる。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ