学園祭のライオンハート
バアル&グレモリー対黒神による記者会見
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「朱乃とアザゼルらが帰ったが、渡したデータを使われても問題ないようなデータだ。黒の駒や詳細なデータにISとかは渡してねえよ」
「それに英雄チームに関しても言っていませんから、恐らく大丈夫かと思われます。それよりもスーツを用意しなければいけないので、そろそろ行きましょうか皆さん」
「もうこんな時間か。記者会見は人間界で今夜だからな、バアル&グレモリー対黒神との合同記者会見だ。皆のスーツを用意するには持って来いの時間だし、テレビ中継されるからちゃんとした服装をしないといけない」
「そう言うと思って既に各チームの代表者である愛紗さん、詠美さん、千冬さんを呼んでいるよ」
そんで俺がよく行く専門店で仕立てたが、皆スーツ姿が似合っている。特にヴァーリやアーサーはまるでホストだなと思ったし、千冬は元教師だからかとても似合っていたな。学園祭に関しては、俺らの代わりに作業をしていた部下達だったけどな。生中継で冥界中のテレビ局や新聞記者が集まると聞いたし、今夜トレミー3番艦に乗艦してから俺らはブリッジに集合。
「俺らはいいが、愛紗さん達もここでいていいのか?」
「本来なら部屋で待機だが、冥界にある高級ホテル屋上に行くしゲートですぐ到着するからだ。なのでここにいてもらった方がいいんだよ、それとソーナとシーグヴァイラは自分の眷属と一緒に行くとかで先に冥界に行ってしまった」
「だからなのか、ソーナとシーグヴァイラがいないのは。だがイリナとレイヴェルはどうしたんだ一誠」
「あの二人は家でお留守番さ、黒神眷属ではないからな」
そんで発進と言ってから、トレミー3番艦はゲートを潜りグレモリー領高級ホテル屋上に到着した。すると屋上に、ペンライトを持っているアザゼルと兵士達がいた事で驚いた。恐らく屋上が暗いのでライト代わりかと思い、空間切断で屋上へと着くと護衛のように張り付いていた兵士達だった。
「何でお前がここにいんだよ?アザゼル」
「いいじゃねえか、今回は情報屋として来た。それと記者共に囲まれないように、警備兵を纏わりつくからな」
「アザゼル総督の言う通りでございまして、兵藤様は大変人気者でございますから我らが壁となりますのでご安心下さいませ」
「まあいいか。とりあえず控え室の案内を頼む」
屋上からエレベーターで降りて、控え室に向かった。控え室に行くと用意されていたであろうフルーツやケーキに菓子が並んでいたが、俺らは腹減っていないから手を付けずにいた。人間界にある蒼い翼本社ビル程ある高層ビルで、会場はこのホテルの二階ホールにて行うようだ。俺はとりあえずソファに座っとくが、アーサーが帯刀しているので思い出したかのように言った。
「アーサー、一応だから聖王剣コールブランドは俺が預かっておこうか?エクスカリバ
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