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大統領の日常
本編
第四十三話 ロンディバルトVS戦争狂&蛮族
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めていない巡洋艦は推力を失い落下していき、雲に消えた直後に光り輝き消え去った。

「くっ、敵の旗艦をねらえ!」
「主砲1番発射準備よし!」
「ファイヤー!」

ビュヒュリュリュルルルルル

「直撃弾!」
「回避運動―!」

DOGOOONN

シヴァの放ったレーザーはメガルーザの艦首両舷にある角のうちの右角に当たり、転送装置の片方が破壊される。

「こちら前衛打撃艦隊。間もなく戦闘空域に到達する」

右翼に配置されていた前衛打撃艦隊が、戦闘準備をしていると、雲の中から突如機体後方に2本の赤いラインが施されたF−14が次々を襲いかかった。
初弾で巡洋艦にミサイルが4発命中し、大破炎上した。
「敵襲ー!」
ディベル粒子の散布化のために目視で警戒をしていた見張り員の一人がそれを見て叫んだ。見張り員がいるのは、レーダーは一応使用可能ではあるが、航空機などの小型目標は写らない場合がまれにあるためである。
「雲に紛れて接近したようです」
副官の言葉にラエファスは舌打ちした。
「対空戦闘ー!」
ラエファスの命令と同時に、各艦が対空射撃を始める。

「アルファ3!巡洋艦にとどめを撃て!」
艦載機隊の隊長が部下に攻撃を命じる。
しかし、隊長機の後ろには迎撃機の放ったミサイルが近づいていた。
「なっなに!?くっ、ぐわぁああああ!!」
「隊長――!!」
落ちていく隊長機に涙ながら部下たちが敬礼する。

「隊長の敵だ!野郎ども、行くぞ!」
「「「おう!!」」」

彼らの熾烈な攻撃で、ムキナは発艦不可能な状態に陥り、随伴艦も4隻が轟沈し、3隻が中破するという大損害を被った。


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