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大統領の日常
本編
第四十三話 ロンディバルトVS戦争狂&蛮族
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った600機、1000人程度だよ?さっきの核爆発で死んだ数に比べれば些細なものさ」
「だがっ、・・・」
『敵艦隊射程距離内に入りました』
偶然かわざとかはわからないが、艦橋に少し幼い声が響いた。
「了解だ、不知火。全艦主砲斉射」
「なっ、味方にあたるかもs・・・」
武蔵が再び抗議しようとするが、途中で轟音によって言葉はかき消された。

「ちゃくだーーーん、いま!!」

ZUDOOOMMM!!
DOGOOOONN!!
DOGONDOGONDOGON!!

「前衛ニ敵弾多数着弾!損害オオキイ!!」
戦艦水鬼は焦らずに指示を下していった。
「戦艦ト重巡ヲ前ニ出シテ応戦シロ。コチラモ攻撃隊ヲ出セ」

前衛の防巡・防駆逐・軽巡・駆逐が後退し、そこに戦艦隊と重巡隊が入り、砲撃を開始する。
後衛の空母からはこの時代では時代遅れとなったレシプロ機が、空へと羽ばたいていく。

その頃上空では、シヴァを中心に突形陣をとる第三独立艦隊とミレーニアス王国軍が激しい攻防を繰り広げていた。

既に十数発の火炎直撃砲を撃ち込まれた第三独立艦隊は、すでに艦艇数が40隻まで減少していた。が、その士気は衰えることはなく、ビッテンフェルトお得意の猪突猛進によって損害をもろともせず突き進んでいた。

「敵艦隊なおも接近!」
「両翼を合流させ、側面から仕掛けさせよ。我らはシヴァの首を取るっ!グゥワァッ」
ルガームは剣を床に突き立てると、シヴァに向けるかのように振り上げた。

「うちとれぇい!武名を上げよ!!」

「「「ypaaaaaaaaaaa!!!」」」

(推奨BGMガトランティス2199ver)

「撃ち―方始めぇ!」
ニコラフスキーが部下の発射準備完了の報告を聞いて発射を命じる。

ビュヒュリュリュルルルルル
ビュヒュリュリュルルルルル
ビュヒュリュリュルルルルル

DOGOMDOGOMDOGOM!!
DOGOOOOMM!
BARRRRR!!

シヴァの砲撃に合わせて他の艦も主砲を斉射する。

GOMGOMGOM!

DOGAAAMM!!

シヴァから放たれたレーザーが突撃してきたミレーニアスの駆逐艦数隻を切り裂き、その直後に多数の砲弾を受けて爆沈する。
主砲を斉射すると、続いてVLSからミサイルが雨のように撃ちだされ、爆沈した駆逐艦の後ろから現れた巡洋艦に向かう。巡洋艦は回転式の連射型ビーム砲で迎撃するが、その数に対処しきれず、艦艇側面に3発が命中して木端微塵に吹き飛ぶ。

艦隊後方にいるメガルーザがその五連装の大型砲塔が、レーダーに連動してゆっくりと動き出し、止まったかと思うとそこから緑に光るビームが5本発射され、主砲を斉射していた巡洋艦に容赦なく突き刺さる。
もはや原形をとど
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