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逆襲のアムロ
7話 激戦のアメリカ 11.05
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ありません」

次々とテネスの下へ部下が報告に来た。
テネスは結果上々と語り、後は彼らが始末してくれるだろうと部下たちに伝えた。

ガイアは前線の味方拠点に退却したとき、そこは既に火の海であった。

上空からのコアブースターの絨毯爆撃の跡とグレイファントムが拠点上空に鎮座しており、その眼下にはガンダムを始めとするモビルスーツ隊が待ち構えていた。

ガイアは敗北を悟った。今回は向こうも夜襲を仕掛けていた。ガウの絨毯爆撃をそのまま同じことをしてやられたのであった。

ガイア隊のドムは4機、うち1機が中破。目視ながらモビルスーツ隊としては7,8機しかいないことに微かな勝機を見出した。

「マッシュ、オルテガ!ジェットストリームアタックで突破するぞ。この程度の戦力でオレらを足止めなど片腹痛いわ」

「おう」

ガイアの呼びかけにマッシュ、オルテガが呼応し、ドムが一列になり急速突撃をしてきた。

アムロはそれに正面より対応した。アムロはビームライフルを正面と傍左右に時間差で連射した。

ドムは正面の砲撃を避けるため、左右に展開するも左右の砲撃にオルテガとマッシュが掠り態勢が崩れた。
ガイアだけがガンダムへ突進しヒートサーベルで斬りかかった。

「白い奴め!最後だ」

アムロはドムのヒートサーベルの振り下ろした腕を盾で下から抑え、足でガイアのドムの腹を蹴り飛ばした。ガイアは後方へ派手に吹っ飛んだ。

「・・っぐお・・・」

ガイアに物凄い衝撃が加わり、失神寸前でなんとか持ちこたえドムを立ち上がらせた。すると後方では残りのドムがシロッコ、カイ、ハヤト、ジョンによって両腕両足を切り取られ無力化されていた。

「すまない、少佐」

「文字通り手も足もでない、少佐」

マッシュ、オルテガは悔しさを滲ませガイアに伝えた。ガイアは一息ついてガンダムに語り掛けた。

「オレはジオン軍地球方面軍ガイア少佐だ。貴官の名を聞きたい」

「アムロ・レイ少尉だ」

「部下を丁重に扱ってくれ。このオレ以外は降伏する。部隊長が戦死しなければこいつらの言い訳がたたないからな」

「なっ!」

アムロはガイアの言葉に戦慄と凄みを感じた。そしてアムロもすぐ覚悟を決めた。

「ガイア少佐。オレの手で貴方を斃します」

「よろしい。いざ!」

ガイアはヒートサーベルを構え、アムロもビームサーベルを構えた。

互いに斬りかかり、アムロはドムのヒートサーベルの持ち手を綺麗に切り取った。
そして返す刀でドムの頭上からサーベルを打ち下ろし、ガイアのドムは真っ二つに割れ爆発四散した。その光景を見てマッシュ、オルテガは涙した。

「ふう。さすが黒い三連星だ。鬼気迫る」

アムロはヘルメットを取り汗を拭っ
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