3部分:第三章
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濁った血を流している。この時点でまだ生きているかどうかは不明であった。
しかしそれだけではなかった。ヘンリーが倒れるとジャック達は満面に笑顔を浮かべてそのうえで。すぐに彼をシャワールームに連れて行った。
「用意はできているよな」
「ああ、勿論な」
「それはできているわ」
またエドガーとエリスがジャックの問いに答える。四人がそれぞれ頭から血を流しそれで床を汚しているヘンリーの両手両足を持っていた。
「よし、じゃあな」
「これを放り込んでな」
「まずは茹でるか」
さながら食材、しかも肉を茹でるかのような言葉であった。
「それからだな」
「それにしてもよ」
ジャックはへらへらと笑いながらチャーリーに尋ねた。
「こいつ生きているかな」
「さあな」
ヘンリーは平然と笑って彼に返した。
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