相似で逆接な在り方
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いモノでしかなく、桃香はがっくりと項垂れた。
報告の内容は、たった一つ。
「た、大変です! 劉備様と旧知だとおっしゃられる客人が訪れまして……現在、玄関で魏延様と揉めておられます!」
応接広間に通して、と兵士に伝え、
「皆を呼んできて愛紗ちゃん。あの人と話すのは……私だけじゃ無理、だから」
お願い……一つ零し、桃香は椅子に力無く座るしかなかった。一呼吸、二呼吸で胸の内から力を入れ直す。
そうして顔を上げた先……瞳に燃える輝きだけは、強く、強く輝いていた。
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