百合の軌跡
第1話 少女たちの出会い
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らしくて、とても哀れだろう…。
そんな甘美な妄想を追いやり、私は言葉を継ぐ。
スノウ「貴方もソロでの活動じゃ、いろいろと限界もあるでしょう?
それに私は『後衛で防御型』
あなたは『前衛で攻撃型』
相性自体もいいんじゃない?
貴方は装備も手に入れることが出来るし、ついでにパートナーも手に入れることが出来る…悪い話ではないでしょ?
無理に、とは言わないわ。
そうねぇ…貴方にも希望があるだろうし、まずはお試しってことでこれからちょっと街を出て見ない?」
勿論、建前だ。
私は彼女の戦ってる姿も見てみたい。
彼女は私の行動に戸惑っているみたいだった…まあそうだろう、普通は初対面でパートナーになんか誘わない、ギルドで依頼を受ける時に一時的に組むのなら話は別かもしれないが。
☆☆☆☆
シオン「……そうね、確かに私にとってはいい条件ばかりね。
いいわ、貴方を私のお試しのパートナーに認めてあげる。
でも何か不審な動きをしたら、容赦はしないから。」
シオン(彼女、一体何を考えてるのかしら…まあ私にとってはいいことばかりだから構わないけど。)
彼女の考えが何にせよ、私は自分の特になるのならと了承する。
もし何かあれば対処すればいいだけだし…まあ私と一緒に戦闘を行えば、いつものように彼女から去っていくだろう…もう私は、何にも期待をしていない。
スノウ「決まりね、それじゃあ移動しましょうか。」
私は今日出会った金髪の美しい女性のあとに続いて街を出る。
ここから 私たち二人の物語が始まる……!
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