世界の王に俺はなる!!
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刺さる剣、それらは凄まじい魔力を放ちながら自らの存在を主張するようだった。
「無限の剣が眠る、剣の墓場。この世界において、私は世界の王となる。これで、貴様の宝具の効力は消えた」
「………ッ!!」
狂気に染まった戦士の如く、怒り狂った叫びを上げるキャスター。自らが持ちえる最強宝具、それを世界を己の心象風景で塗りつぶす大魔術。ある意味で自らをも越える所業を行った心を憎悪の瞳で睨む。だが心は優しげな笑みでキャスターを見つめていた。
「さあ来い、私に出来るのは戦いの中で君という存在を受け入れる事だけだ、来るが良い。玉藻の前」
「ァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
―――ああそうか、俺って、本当の大馬鹿者だ。
そう思っている手の中には、キャスターのクラスカードが握られていた。愛しげに胸へとしまい、俺の意識は、闇へと呑まれていった。
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