暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another20 白い死神
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ドであるD-REX数体にルナ達が襲われていた。

アクセル「くそっ!!」

フェラムを無視して即座にシナモンとルナ達を助けに向かう。
フェラムは翼を広げて逃走したが、アクセルの興味は既にフェラムにはない。
アクセルはルナ達とD-REXの間に立つ。

アクセル「変身、シルバー・ホーンド!!アビスプレッシャー!!!!」

巨大なエネルギー弾が、D-REX達に炸裂し、生き残ったD-REXには。

アクセル「ビーストキラー!!!!」

ビースト系メカニロイドに特効がある特効弾がD-REXに炸裂し、爆砕した。

アクセル「はあ…はあ…」

荒い息を吐きながら通常時に戻るアクセルにルナが静かに歩み寄る。

ルナ「アクセル…大丈夫か…?」

あんな異常な力を発揮したアクセルの身体を案じるルナだが、アクセルは彼女を安心させるように呟いた。

アクセル「…うん、でもあいつを逃がしちゃった。エックス達の仇を……」

ルナ「大丈夫、今は休もう…な?」

アクセル「うん…」

施設の入り口に戻り、扉の前に立つと、扉が開いた。

アクセル「あれ?」

マリノ「扉が開いた?」

シナモン「あ…この反応…」

4つのエネルギー反応が此方に来ている。
シナモンの表情が明るくなる。

ルイン「みんな!!」

ルナ「ルイン!それにエックス達も…」

マッシモ「運が良かったんだ。砂漠の下の地下断層に出たんだ…。」

ゼロ「ともかくは助かったというわけだ。あの女はどうした?」

マリノ「ああ、フェラムって奴?あいつはアクセルがとんでもないハイパーモードを使ってボコボコにしてやったよ。」

ゼロ「そうか…」

アクセル「それにしても良かった…」

一気に疲労が押し寄せ、アクセルは壁に背中を押し付けながら座り込んだ。

エックス「すまない、心配をかけて…アクセルが回復するまで休憩しよう」

アクセルが回復するまで休憩を取ることにしたエックス達であった。









































一方、フェラムは悔しげに唇を噛み締めていた。
最初は優位に戦っていたのにもう1つのハイパーモードを発動させられた途端に逆転された。
圧倒的な力の前にただ怯えて逃げることしか出来なかったという事実はフェラムのプライドを激しく傷つけた。

フェラム「次は…こうはいかないよ」

激しく傷付いた身体に負荷をかけない速度で、フェラムはバナリア大砂漠を離れたのであった。
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