Another20 白い死神
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アクセル「ゲヘナフレイム。裁きの雷。」
ジェントラー、エンシェンタスに連続で変身し、地獄の業火と裁きの轟雷が容赦なくフェラムを襲う。
シナモン「…………」
あまりの圧倒的な強さにシナモンは沈黙する。
隣のマリノも同じだ。
今までのアクセルは一度変身すると、少しの間変身が出来なくなっていたが、今のアクセルには全くそれが見られない。
フェラム「う…く…くう…」
アクセル「驚いたでしょ?この姿になるとね、通常時では無理だったコピー能力の連続使用が可能になるんだ。フォースメタルのアクセラレータのおかげで更に強化されてる。名付けてDNAアサルトってとこかな?どう?リベリオン幹部の…特にジャンゴーとエンシェンタスの攻撃は効いたでしょお?」
フェラム「こ、この!!」
電磁ウィップがアクセルの頬に炸裂した。
シナモン「アクセルさん!!」
アクセル「あ〜、大丈夫大丈夫。これくらいなら直ぐに治せるし」
慌てるシナモンを手で制して、すぐさま変身能力で自己修復する。
アクセル「でもいい一撃だよ。流石は幹部だね♪」
フェラム「ば、化け物か…」
アクセル「化け物?ああ、そうだよ。あんたみたいな大馬鹿イレギュラーがいなきゃ、解き放たれなかったイレギュラー以上の化け物…死神だよ」
笑いながら言うアクセル。
しかしそれはどこか自分を嘲笑っているようにルナには見えた。
フェラム「く、来るな!!来るなああああ!!」
電磁ウィップを振るいながら後退するフェラム。
しかしアクセルは電磁ウィップの軌道を完全に見切っているのか1発たりとも当たりはしなかった。
アクセル「ちょっとちょっと。あんた一応幹部でしょ?幹部ともあろう者が敵前逃亡?情けないねえ…」
そんなフェラムの姿にアクセルは苦笑しながらも楽しげにその足取りを追って普通の速度で走り出す。
その気になればフェラムを捕まえることなど造作もないと言うのにだ。
アクセル「全く、そんなに怯えなくてもいいんじゃないの?そんなに怯えられたら流石の僕も傷つくなあ。そんな直ぐにはスクラップにしないであげるから大丈夫だよ♪」
フェラム「ひ…ひいい!!来るなああああ!!!!」
アクセル「それは無理な相談だね。僕はあんたを今すぐにでもスクラップにしてやりたいくらいなんだからさ、直ぐにスクラップにしないだけ有り難いと思ってよね。幹部なんだから少しは覚悟を決めたらどうなの?ジェントラーとかはもっと潔かったよ」
そんな逃げる彼女を喜々としてアクセルが追う。
少しスピードを上げようとした瞬間である。
シナモン「きゃあああああ!!?」
アクセル「え…?」
シナモンの悲鳴にアクセルがそちらを見遣ると、巨大なメカニロイ
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