暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another20 白い死神
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しれないから」

マリノ「アクセル…」

アクセル「お願い」

マリノ「分かったよ。死ぬんじゃないよアクセル!!」

アクセル「死ぬ理由がないからね。あのイレギュラーをちゃちゃっとスクラップにするだけだしね…さあ、行くよ!!」

可変翼を展開して、空を舞うアクセル。

フェラム「私の動きについて来れるかしら坊や!!」

アクセル「坊やなんて言われる歳じゃないけどね。大体僕からすれば殆どみんな年下だよ。あんたもイプシロンもね…革命弾!!」

バレットから連射される特効弾。
フェラムは空中戦に特化したレプリロイド。
故に機動力を得るために装甲は薄いはずだ。

フェラム「ふふ、どこを狙っているのかしら?」

アクセル「え!!?」

特効弾がすり抜ける。
確かにフェラムに直撃させたはずなのに。

アクセル「まさか、半実体のエネルギー分身?」

フェラム「ご名答。私のクリムゾンシェードの正体に気付くなんて流石は伝説のイレギュラーハンターね。そおら!!」

電磁ウィップをアクセルの背中に叩きつける。

アクセル「うっ!?」

フェラム「まだまだ!!」

続いてアクセルの足に電磁ウィップを巻き付け、細い腕からは想像出来ない力でアクセルを何度も地面に叩き付ける。

アクセル「うわああああ…!!こ、このおっ!!」

バレットから放たれた銃撃はフェラムの電磁ウィップを切断するとハイパーモード・ステルスモードを発動する。
発動中は光学迷彩で姿を消し、攻撃性能も飛躍的に上昇するのだが…。

フェラム「そこよ!!テラブリザード!!」

アクセル「がっ!!?」

テラブリザードをまともに喰らい、地面に墜落するアクセル。

ルナ「アクセル!!」

フェラム「ふふ、馬鹿ね。こんな砂嵐が吹き荒れる場所で光学迷彩を使ってもバレるに決まっているじゃない」

アクセル「っ…しまった…」

頭に血が上り、こんな初歩的なミスをしてしまった。

フェラム「私を相手によく頑張ったわ坊や。今からエックス達の後を追わせてあげる」

アクセル「ぐっ…畜生…」

唇を噛み締めるアクセル。
こうまで一方的にやられるのは途轍もない屈辱だ。
しかし今の自分では勝てない…。
悔しさに砂を握り締めると、固い感触がした。
そちらに目を遣ると、大量のDNAデータがあった。
何故こんなにと疑問を感じるが、確かバナリア大砂漠には沢山のレジスタンスや砂漠環境に適応したレプリロイドの試作機などのレプリロイド達が死んだ場所だと噂で聞いた。
このDNAデータもそのレプリロイド達の物だとしたら…。

アクセル「(ごめん…力を貸して!!)」

大量のDNAデータを一気に解析し、基礎性能を飛躍的に向上さ
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