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ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
ちいてんをはじぬる
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さか…あいつ…)
西はそんなジンを嘲笑うように見ると、スーツのコントローラーに降れると、すう…と透明人間のように消えた。
「「「消えた!?」」」
「後、このことは話さない方がいいぜ。もしかしたら、頭に埋め込まれた爆弾で頭バアン!かもよ。まっ…さすがに誰も信じないだろうな。ククク…」
西はそう言い残して部屋を出た。
「「「「…」」」」
四人は何も言葉が出なかった。とりあえず部屋を後にし、それぞれの家に戻っていった。


「う…」
翌日、玄野はアパートの自室で目を覚ました。
「夢…だったよな?」
夢であって欲しかった。
だが、その願いは叶わないものだった。
学校鞄はなく、代わりにガンツスーツとXガンが机の椅子に置かれていた。恐らく地下鉄の駅に置いていったままだったのだ。
「…!」


夢のような日だった。だけど夢じゃなかった。
ガンツ
宇宙人
そして…
あの赤い巨人…
俺はこの現実をどう受け止めたらいいのかわからなかった。
そして、いつかまた始まるであろう戦いの日に導く、新しい朝が来た。


BY玄野計
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