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ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
ちいてんをはじぬる
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う呼ばれてた」
ジンの言葉に西はそう言った。
キュイン!その音と共に、黒い玉、ガンツにいつからか表示されていた時間表示がゼロになっていた。
『それぢわちいてんをはじぬる』
怪しい日本語が表示されると、今度は電車の発車ベルのような音が鳴った。思わずぞっとした玄野と加藤。この部屋に来たときのトラウマとして残っていたのだ。すう…と時間表示が消え、今度は女の子の絵がメッセージと共に表示された。
巨乳
0てん
乳でかすぎ。
パンツ履かずにうろつきすぎ
「巨乳…って…」
ジンはなんとなく岸本の顔を見た。
「私!?」
「乳でかすぎ、パンツ履かずにうろつきすぎだって」
玄野がいたずらっ子みたいな笑みを浮かべる。
「なんかムカつく…」
ムスッとした声で岸本は呟いた。その画面が消えると、今度は加藤のものと思われる絵が表示された。
かとうちゃ(笑)
0てん
びびりすぎ
おおかとうちゃ(笑)死にかけるとわなにごとぢゃ
「…」
憮然とした表情でガンツを見た加藤。
「さぶ…」
「これ…絶対ウケ狙ってるよね」
ちょっと身震いした玄野と怪しそうに見る岸本。続いてガンツは目付きの悪い少年の絵を表示した。恐らく西だ。
西くん
3てん
トータル90てん
あと10てんで終わり
「ちっ…3点かよ」
小さく舌打ちの音が響いた。
玄野はちょっとドキドキしていた。一応彼も戦った身だ。もしかしたら…と思いきや、ガンツは玄野の予想を見事に裏切り、しかも恥ずかしいことを表示した。
くろの
0てん
巨乳見てチ○コ立ちすぎ
「え゛!?」
「巨乳見てチ○コ立ちすぎ」
西はバカにした顔で笑っていた。密かにやジンもププ…と笑いを堪えるのに必死だった。岸本は恥ずかしそうにそわそわして加藤の後ろに隠れた。玄野の視線がかなり気になってしまっていた。
そして最後にジンの顔と点数が写された。
ジン(?)
10てん
トータル10てん
あと90てんで終わり
「10点…?」
ジンは首を傾げた。
「いつの間に…」
玄野はちょっと悔しげにジンを睨んだ。
「おいあんた…他にいたネギ星人と戦ってたのか?」
西の言葉にジンはギクリとした。
恐らくガルキメスや宇宙船を落とした時の点数だ。
正体がバレた…?その恐れが彼を侵そうとした。もしバレたら…ジンは西を見た。自分の正体を知ったらさっきのように自分を襲ってくるのでは?と思っていた。
「ふん、まあいいさ」
西は玄関のドアに向かって歩き出した。
「おい、どこ行くんだ?」
加藤の言葉に西はきせるを返して玄野たち四人を見た。
「玄関開いてるぜ。帰りたきゃどうぞ」
「帰れる!?」
死んだとばかり思っていた玄野たちは半
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