ハイスクールD×D 妖狐伝 2
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りすぎたからね。まあ、ソーナたちは違うし最近表の方のお店には行ってないから大分変わったんでしょう?」
「まあ、色々変化はあるな。ただ、また安晴会の過激派がなんか企んでいるらしくてな、ちょっと行動範囲を制限させてもらうことになる。ガイドも直系の組長・若頭クラスだけで回している。万が一があってはこまるからな、すまん。おっと、自己紹介が遅れたな。事前に聞いていると思うが、オレが今回のガイドを務める妖獣会直系若葉組組長、十尾の十束だ。ガイドによって案内できる範囲が変わってくるが、オレは表裏何処でも案内できる。短い間だがよろしく頼む。さて、どういった場所を案内しようか?」
「ソーナたちは神社とか仏閣って興味ある?」
「それ以外に何か見るものでもあるのですか?」
「食べ物も美味しいし、着物とか櫛や簪みたいな小物とか、地元民しか知らないような名所とか、裏の方で鬼とお祭り騒ぎとか」
「商魂逞しく着物や小物はレンタルとかもやっているぞ。着付けも店側で行ってくれる。食べ物も店によってはお土産として長期保存できるように加工も行う。裏のお祭り騒ぎはいつものことだが、日によって宴会芸が変わるな。やってみたいこと、見てみたいものがあるなら言ってくれれば最大限便宜を図るぞ。不況がトラウマになってるからな。金持ち相手には職人の拘り以外は捨てる覚悟がある」
「トラウマですか?」
「まあ簡単に説明すると、不況が原因で京都を焼きかけた」
リーアも初めて聞いたのか絶句している。
「それぐらいヤバかったんだよ、表と裏の軋轢が。不況に職人の後継者問題、陰陽師の過激派と乱痴気騒ぎを起こし回る鬼ども。色々な要因が積み重なってそうなりかけた。それをなんとかするために奔走した結果が今の京都だ。本当に焼かれなくて済んで良かったと心から思ってるよ。それを理解している奴らは職人としての最後の一線以外は投げ捨てるぞ。おかげで外国人や悪魔の弟子がそこそこいる」
「外人はともかく悪魔の弟子なんて見たことないんだけど」
「会ってるぞ。米さんの所のジンはそうだ。とある上級悪魔の三男だ」
「えっ、嘘!?魔力が全然感じられなかったのに!?」
「リアス、そこも驚く所ですが上級悪魔の三男が弟子入りしている所も驚く所ですよ。あと、逗留が認められている所も」
「えっ?私、普通に逗留を認められてるけど」
「「「えっ?」」」
「えっ?」
「ああ、あまり知られてないが逗留許可は直系組織の組長、または京盛会の審査委員会が出せるんだが、審査の基準はそれぞれだ。ただ、その相手が京都全体にとって害にはならないと判断するのが最低条件だ。飲兵衛共は鬼が簡単に逗留許可を出すから比較的多いな。ちなみにリアスは京盛会の方からの許可だな。グレモリー家がかなり京都
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