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不良(偽)が、毒キノコ食べて魔王になるお話
きっかけ....毒キノコw

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本日、六月二十八日から六月三十日日まで2泊3日の宿泊学習.....ボッチだもんなぁ....
まぁ、一日目と二日目は想像通りのボッチ。このまま三日目も過ぎていくのかというとそうでもなかった。三日目、六月三十日、俺の誕生日その日は俺の人生を大きく変える日となった。
三日目に予定されていたのは、山登りだった。 朝から登って、昼は山のどこかで班ごとに食べることになっており、ボッチの俺にはキツイ。んで、その後頂上に行って、集まったら帰る、そんな予定だった。
しかし、極度の方向音痴の俺が山の中で迷わないはずがない。予想通り迷子に成り果てている。班の奴らは気づいてないだろう。俺は小さく溜息をつき、目の前の大きな木に寄りかかった。
そろそろ昼頃かな?リュックを見てみたところで、最悪な事に気づく。本来ならば、朝弁当が配られる。それは本来ならばの話である。俺は、どうやら弁当を配り忘れたられたようだった。
.........
そろそろ、泣きたくなってくる。迷子のうえに、食料なし、これはどうすればいいのだろう。
リュックのファスナーを閉じ、俺は立ち上がり大きな道にでることを目標に、歩き出した。

約三時間歩きまくったが、一向に見付からない。俺は、そろそろ沈み始める夕日を眺めながらそんなことを考えていた。
ガクッ!!!
!?はぁ!!!!?
ゴロゴロ......
ガンっ!!!
イッ...!!!
俺はどうやら足を踏み外したようだった。上の方には先ほどまで、歩いていたと思われる道が見える。ちいさな坂になっておりそこを転がってきたのだとふと思った。
と、俺は口の中に不快感を覚える。
俺は、転がり落ちていた時に咄嗟に、手に何かをつかんでいた。恐る恐る手にしていたものを見てみた。
!?えっ!キノコ?ゴクンッ!!!!
あっヤバイ!!!驚きの余り口に含んでいたものを飲み込んでしまった!
どうやら俺が口に含んでいたのは、手にしているキノコらしい......。
フラッ......あっ!!!
俺はその場に立っていられなくなり、地面に倒れた。
意識がどんどん薄れていく.....。あのキノコ、毒キノコだったのか......。
俺は、多分死んだんだと思う。
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