暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another17 阿修羅
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スパイダー「いや、多分あれで合ってるぜ!!」

氷龍が喰らいついたリキッドボーン達は液体金属を凍らされ、動けなくなる。

マッシモ「なる程、リキッドボーンはボーンシリーズで一番水に近い液体金属を使っている。だから凍らせてしまえば動けなくなる訳か」

ルナ「当たり☆」

アクセル「なら後は一撃で倒そう。マッシモ、ベルセルクチャージの用意を」

マッシモ「任せとけ!!」

シナモン「バイタルスクラッチ!!」

マリノ「ハイパーダイブ!!」

ゼロ「零式波動斬!!」

ルイン「エナジーフィシャー!!」

エックス「フォースアーマー!!プラズマチャージショット!!」

スパイダー「フォーチュンカード…フラッシュ!!」

ルナ「ホーミングショット…コネクションレーザー!!」

シナモン達がボーンシリーズを一カ所に集め、それを見た2人が動いた。

アクセル「変身、シルバー・ホーンド!!アビスプレッシャー!!!!」

マッシモ「ベルセルクチャージ!!発射!!!!」

高出力エネルギー弾と高出力レーザーが一カ所に纏められたボーンシリーズに炸裂。
エックス達はホーンドに変身したアクセルの背後にいたから無事だった。

ルイン「これで扉が開くかな?」

ルナ「行ってみようぜ」

来た道を戻り、通路に出てロックされていた扉を見遣るとロックが解除されていた。

ゼロ「……行くぞ」

扉を潜るとそこにはギミアラ採掘場のリベリオン幹部らしきレプリロイドがいた。
今までのリベリオン幹部とは全く異質な阿修羅を思わせるレプリロイド。

「来たか…シャドウの奴では足止めにならなかったというわけだな…」

シナモン「液体金属…?」

ルナ「多分な、見たところファイアボーンみてえなもんか」

レプリロイドのボディを見つめながら呟くシナモンとルナ。

「総統から少しばかり超フォースメタルを貰ったとはいえ、所詮はイレギュラーハンターから寝返ったような奴だからな」

スパイダー「おい、ここはリベリオンの研究所じゃないのか?」

研究所にしては設備が何もないことに訝しむスパイダーをレプリロイドは嘲笑う。

「愚かな連中よ。お前達は罠に落ちたのだ。このエンシェンタス様のな」

スパイダー「罠だと?」

エンシェンタスの言葉に流石のスパイダーも声に焦りが混じる。

エンシェンタス「そう、ここには超フォースメタルなどありはしない。お前達間抜けなレジスタンスを釣るための偽情報さ!!」

突如背後の扉に電磁バリアとロックがかけられる。

ルナ「何!!?」

エンシェンタス「これでお前達は袋の鼠だ。この建物から俺以外のレプリロイドは決して転送出来ない!!」

ルイン
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