第1章:平穏にさよなら
第14話「魔法の特訓」
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と!」
魔力の質も量も違う緋雪の魔力弾なので、当然弾速も僕より速い。避けきれないと瞬時に悟った僕は、その魔力弾を腕で受け止め、受け流す。
「えっ!?今の、どうやったの!?」
「ちょっとした魔力の工夫だよ。」
本来なら、魔力弾は当たった瞬間に炸裂するが、僕はそれを薄い魔力の膜で“当たった”という判定をなくして受け流している。
「...むぅ...。」
「さぁ、どんどん来な!」
魔力も十分に残っているから、このままノー被弾で行くぞ!
「はぁ...はぁ...まさか、あれだけの魔力で当てられないなんて...。」
「っ...よし、何とか、耐え切ったぞ...。」
あの後、ずっと緋雪の魔力弾を避けるor受け流し続ける事で、見事に当たらずに済んだ。ただ、滅茶苦茶疲れたけど。
「お兄ちゃん...凄いよ...。」
「ま、魔力が足りないからジリ貧だけどな...。」
緋雪が僕にしなだれてくる。緋雪も疲れてるのか...。
〈マスターはまず、リンカーコアを回復させるべきですからね。〉
「そういう事だな..。じゃ、今日はもう終わりにするか。」
「そうだね...。シャル。」
〈結界を解除します。〉
途轍もなく疲れたので、しばらく休むか...。
この後は、少し休憩した後、普通に一日を過ごして行った。
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