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逆さの砂時計
生の罪科 2
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「さ。理解したら、反省のお時間は終了! とっととバザーに戻るわよ! 叩き売りよーっ!」

 ぱっと離れたプリシラが。
 片手を高々と天に突き上げて、無駄に元気良く会場へと走っていく。

 ……なんとなく……プリシラには一生敵わないような気がする。
 なんとなく、だけど……。



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