『遂ニ...』
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日にちを空けずに、男はまた少女を裸にする。
そして、今度はすぐ椅子に座らせ足を縛った。
男は少女の前に膝で立っている。
余りにも近いので顔を伏せた。
男が少女に抱きつく。
少女にとってみれば、突飛な事ばかりする此の男は不気味で怖い存在だった。
いつも少女に怒鳴ったり仲間外れにしたり、ヒドいくせに。
抱きついてる男に、少女は息がしにくいと伝えた。
男は少女に謝り、離れた。
といってもすぐ目の前には居る。
ビックリした。
ほんっとにビックリした。
そして、意識的に男の目を見つめた。
少女は更にビックリした。
男の目が優しかったから...。
男は、ゆっくり抱きついてきた。
そして、躰中を舌が這い回った。
此の時、少女は性器も舐められた。
何かを失ったような、何とも言えない感情で思考回路は停止状態。
『此の事は、誰にも知られてはいけない』
直感的にそう感じた。
何の知識もないくせに...
痛いし気持ち悪いし汚いし、何故そんなとこ舐めたがるのか...
少女には、其れを理解する事なんて到底不可能だった。
男は、少女の躰中を舐め回しながら自分の性器を握り、擦り、そして、白い液体を少女の顔や躰にかけていた。
その白い液体が何なのか解らず、飛び出したのを見た時は怖かった。
顔や躰に付いた其れを、男が指ですくい、少女は其れを口内にねじ込まれた。
透明の液より更にマズイ。
そしてクサイ。
嗚咽が止まらなかった。
涙もダダ漏れだった。
其れでも、白い液体が無くなる迄、口内にねじ込まれる作業は続いた。
辛かった。
死にたかった。
行為の意味こそ理解はできないけれど、屈辱的行為だという事だけはハッキリ解った。
そして、此は何か重大な何かを脅かす行為ではないかと...
子供ながらに何か危険信号を察知していた。
其れでも、其の行為から逃げるのも上手くいかず...
何も為す術が無い無力な少女は、されるがまま耐えるしかなかった...。
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