『始マリ』
[2]次話
気付けば其れは徐々に始まっていた。
まるで、終着駅に向かい、辿り着くのを待っていたかの様に。
徐々に徐々に、知らず知らず...
裸で胸やお尻を測ってくる。
そして、触診といって胸やお尻を揉まれる。
男は、何故かハァハァと息が荒くなっていた。
性教育だと言われ、男は少女に自分の性器を握らせた。
そして、少女の手の上から男が性器を擦る。
そしたら、性器の大きさと堅さが変わってくることを教えられる。
大きく堅くなった其れの、先端から出る透明の液を舐めろと言われる。
何故か咄嗟に身構えた。
何も知らない少女は、其の先端からは尿しか出ないと思っていたから。
そして、其の透明の液が摩訶不思議で怖かったから。
男は、少女の頭を掴み、無理矢理舐めさそうとする。
少女は、男に殴られるのが怖いので舐めてみる。
そしたら何とも言えないマズイ味がした。
男は、暫く舐めて味に慣れろと言う。
其れは無理だ。
空腹な上に、此のニオイと味は、息を止めてなければ吐きそうだった。
男は、暫く舐められたら納得した。
次に、裸のまま足を開けと言う。
暫くして少女は椅子に座らされた。
足を開いた状態で。
少女の足首と椅子の足は一緒に縛られていた。
男は黙って少女の性器を眺めてる。
少女は、男が一体何を考えていて何がしたいのかサッパリ理解不能だった。
そして、男は急に少女の足の指から徐々に太股迄舐め始めた。
少女は、男の其の余りにも突飛な行動に頭がついていかず、開いた目と口が塞がらなかった。
そして、性器を舐めようとしたとき、腰が引けた。
躰が勝手に動いた。
身の危険を本能的に感じた。
男は少女を睨み付ける。
少女は躰が勝手に動いたと慌てて言う。
男は少女の引けた腰を前に突き出し、両太股を広げた。
此処で初めて、少女は恥ずかしいという感情を抱いた。
何故かは理解していないまま。
少女は、男から目線を逸らした。
男は鼻で笑い、妙に満足げな表情をした。
少女は何故か悔しい気持ちになった。
そして、恥ずかしい気持ちが強烈に残った。
男は、少女の足を縛った紐を解いた。
そして、楽しみはまだまだとっとく方が良いと笑って言った。
其の不気味な表情が、たまらなく怖かった。
[2]次話
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