帝都散策と発明少女との出会い
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
帝国華撃団と黒乃巣会との初戦闘から3日後・・・
米田は予定通り帝劇から一時離れ直哉の両親の死について、証拠品が出たという場所に向かった。
そのころ帝劇の支配人になった直哉は、休日と言うことを利用し、さくらと帝都散策に出かけていた。
「ごめんねさくらちゃん舞台の練習中に、抜け出させて」
「ううん、良いよ直哉君直哉君も、米田さんの代理で大変じゃない?」
「僕の方は、風組の三人が、手伝ってくれてるからね」
「そうだ、さくらちゃんに伝えとくね」
「何々?直哉君」
「僕も次さくらちゃんと出るから戦場に」
「えええーー危ないよ直哉君」
さくらは驚いていた。
「大丈夫だよ僕さくらちゃんと乗るからね」
「ええーー」
さくらはまたも直哉の、発言を聞いて驚いていた。
「ねえ、さくらちゃんそんなに驚いて疲れない?」
「もう、直哉君が悪いんでしょ、私を驚かせる事を言うから」
さくらは直哉の肩を、ポカポカと叩く。
「はは、痛い痛いよ、さくらちゃん」
「もう知らない、直哉君なんて」
さくらは、ぷんぷんと怒り出した。
「ごめんさくらちゃん、お詫びに西洋屋のカレー一緒に食べない?勿論僕が奢るから」
「え、西洋屋のカレーを、直哉君無理してない?」
「無理なんて、してないよさくらちゃん、一度さくらちゃんと、来たかったしね」
「直哉君・・・大好きだよ、えへへ」
西洋屋で食事中・・・
「美味しかったねさくらちゃん」
「そうだね、直哉君丸これは椿さん達に自慢できるわ」
「?さくらちゃんどうしたの?そんな所で、腕をあげて」
「え、何でもないよ、直哉君」
「さくらちゃんなんかあったら僕に言ってね、さくらちゃんは僕にとって、大事な人だからね」
「直哉君ありがとう」
二人がそんな会話していると、眼鏡をかけ、チャイナドレスを着ている少女に声をかけられた。
「あのーすいません。大帝国劇場への道はこちらで会ってますか?」
「ええ、あってますよ、よろしければ僕達も大帝国劇場に行くので、一緒にどうですか?」
「そうね、私たちと行きませんか?」
さくらと直哉が誘うが、少女は断った。
「いえいえお構いなく、今日は確認だけさかいに」
「「そうですか?」」
「そう言うことですので、二人共ありがとうな」
そして少女は、さくら達と別れた。
さくらと、直哉も少女と別れて、大帝国劇場に戻った。
劇場に、戻った二人だが、アイリスによって、西洋屋のカレーを食べた事がばれて、大神以外の全員から取調べを受ける事に、なってしまった、さくらと直哉だった。
太正12年5月のとある
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ