苦悩する大神
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直哉が大帝国劇場に来て3日経ったある日・・・
この日は帝劇の、休館日だった。直哉とさくら達花組は、直哉の為に、帝都の各所を案内する為帝劇の中には、大神だけがいた。
「一体俺は、海軍からここに派遣され、帝国華撃団に配属が決まり、喜んでいた」
「なのに俺がここで、見たのは帝国歌劇団。麗しき乙女達が歌い踊るそんな場所だった」
「俺はその現実に、唖然とし俺が支配人に文句を言いに行こうとしたら、さくら君が支配人室からでできたので、俺は、さくら君に声をかけると、さくら君が答えてくれ、その直後俺は驚いた。後輩の紫藤直哉が帝劇にいたからだ」
「そして俺は、後輩の直哉に同情した。直哉も俺と同様に理想と現実の差を感じてしまうだろうと思っていた」
「どうした大神一人で?」
「あ、支配人。実は・・・」
「直哉が何も疑問を持たず、帝劇での生活に順応出来てるのかが、大神お前の疑問何だろ?」
!!
「はい、その通りです」
「直哉はあの性格だからな、軍人より今のほうが生き生きしてるように見えるな」
「支配人は直哉と.知り合いだったんですか?」
「ああ、昔少しな」
「大神、俺たち軍人は、力無き者を助けるのが仕事だ、それはわかるな」
「はい」
劇団も、同じことが言えるんだ」
「え、それは・・・」
「来てくれるお客様全員を、笑顔にする事なんだ」
「公演中は、嫌な事も忘れて笑顔に出来たら嬉しくないか?」
「それは確かに・・・そうですね」
「だからよ今からそんな肩肘張って、どうするんだ疲れるだけだろう?」
「別に直哉を見習えとは言わんが、少し頭をほぐした方が良いぞ」
「じゃあな、大神」
そして、大神は米田と別れた。
そして夕方・・・直哉と花組隊員たちと、様々な場所に行き、そこでの話をするさくら達。
そこに大神がやって来た音に気が付いたのは、直哉だった。
「あ、先輩先輩も一つどうですか?このお菓子」
「ああ、じゃあ貰うよ」
大神は直哉から、差し出されたお菓子一つを手に取り食べた。
「うん、美味いなこれ」
「でしょう、先輩」
「直哉お前は凄いよ」
「先輩何か、いいました?」
「いや、なんでもない」
そして大神は、直哉と共に花組と楽しい時間を過ごしていた。
次の日の朝・・・
大神がモギリの仕事の準備をしていると、アイリスが来て、大神に助けを求めた。
「お兄ちゃん来て、さくらとすみれが」
大神がアイリスと一緒に舞台へと急いでると、直哉とであった。
そして、大神は直哉に説明すると、三人で舞台に急いで行った。
「あちゃあ派手にしてます
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