修学旅行はパンデモニウム
対英雄派戦からの戦闘終了
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小さな人影は年老いた男性の声だったが、背は小さくまるで幼稚園児並み。金色に輝く体毛に法衣を纏ったという事は、この小さな者がアザゼルが言ってた助っ人に間違いない。手には美猴と同じ如意棒を持ち、首には大きな数珠をしている。デザインがサイバーなサングラスで、煙管を吹かしながら不敵な笑みを浮かべているが、コイツ初代孫悟空で今は確か闘戦勝仏だったか。
「おーこれはこれは初めまして、黒鐵様。ワシは『闘戦勝仏だろう?』うむそうじゃ、ところで聖槍の坊主はどこにいった?」
「本家地下牢屋に転送した。改心するまで閉じ込める予定で、その内仲間にする予定」
「そうかそうか、それよりあの九尾を何とかしないといけないのう『俺に任せてくれないか』お、やってくれるかのう」
俺は神速で九尾の頭部に行き、無効化を発動させると九尾は小さくなり元に戻った。八坂は倒れそうだったので、俺がお姫様抱っこをして地上に降りると九重がいる場所まで運んで降ろした。
「・・・・ここは?」
「やっと目覚めたようだが、俺より先に会いたがっていた者に任せるか」
「母上ぇぇぇっ!母上ぇぇぇっ!」
「・・・・どうしたのじゃ、九重。お前は、いつまで経っても泣き虫じゃな」
本来なら九尾の相手を玉龍がするはずが、そこも大幅カットされていた。それと元に戻すのは仙術で邪な気を解く事も可能だったが、それだと時間が掛かるからだ。
「そういやそこにいるのは玉龍じゃないか、久しぶりだな」
『おお、あの時ぶりじゃんよ。元気してたか』
『玉龍、久しぶりだな』
ドライグとアルビオンが同時に言った事や匙の影から出て来たヴリトラと共にだったので玉龍は驚いていた。
『おいおい、何でこんな所に二天龍がいるんだよ。それにお前さんはヴリトラか?もしかして赤龍帝は一誠で白龍皇はそこのダークカラーの奴か・・・・一誠の中にティアマットもいるのかよ!それより二天龍の恥についてはもう話したのか?』
『久し振りだな玉龍よ。お前も相変わらずなのだな』
「何故黒鐵様が、赤龍帝なのかは置いておいてあの者達はどうするのじゃ?それと玉龍が言う二天龍の恥とはどう言ったもんなのじゃ」
「アイツらは、俺達の戦いを邪魔したから斬っただけだ。先程まで危篤状態だったが、ルフェイにより致命傷クラスだけど早々死なんだろう。悪魔だし。それと玉龍の言った二天龍の恥については『相棒!』言わねえから大声で叫ぶな。そういう訳なのさ玉龍。コイツらがこう喚くのでな、あの時の話はまだ俺と二天龍と龍王しか知らんよ」
『なるほどな、まああれは他人に言ったら二天龍の威厳がないような「玉龍」分かっているよ、ドライグとアルビオンからそう懇願されると話す訳がない。まあ一
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