修学旅行はパンデモニウム
対英雄派戦(2)
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ィィィィィィィィイン!』うぅぅ・・・・スマン」
俺はとりあえずハリセンで叩いてから、二度とフライングするなと軽く説教しといた。疑似ライザーソードを振り下ろした事で、建物・公共物・風景を飲みこんで行ったので地は真っ二つとされていた。オーバーキルの攻撃をしたが、俺らなら何発でも出来るがね。開幕は俺らがやるはずだったが、損となったとしてもこれでも威力を調整したそうなんだとよ。
「おいイリナ。こりゃ今すぐ斬り捨てても文句言えねえぞ?」
「そうよね。悪いのは勝手に動いたグレモリー眷属何だし、指揮官は一誠君何だからねゼノヴィア!」
「うぅぅ・・・・すまない。私は一誠の本気のドラゴンブラスター並みの威力を目標にしているし、一誠のパワータイプな戦い方は私の理想としている」
「とか言っても全然説得力無いからねゼノヴィア。黒神眷属『王』の命令違反をすると本気で斬り捨てられてしまいそうだよ」
『騎士』なのにパワーバカなゼノヴィアとは対照的だし、祐斗は命令違反=斬り捨てると思っているので攻撃態勢はしているけど動かないようにしている。新たな力であるデュランダルは、錬金術により七つの聖剣エクスカリバーと同化させたんだとよ。その説明をイリナがしていた。
「一誠君達は知らないから言っとくけど、デュランダルの刀身に教会とアーサーが保有していたエクスカリバーを『鞘』として能力が使えるようになったらしいわ。エクスカリバーの力で、ゼノヴィア使用時デュランダルの攻撃的な部分を外へ漏らさず覆う事で二つの聖剣は相互効果をもたらして凶悪な破壊力を生み出したのよ」
「なるほどな、道理でその聖剣からエクスカリバーの力を感じる。デュランダルの制御不能なオーラを外に漏らさない為、エクスカリバーで力の受け皿となり一つの聖剣となったのか。俺らはエクスカリバーの量産型を眷属らに持たせているが、デュランダルのオーラが他の聖剣に効果を与える事から研究が始まったのか。だったら名はエクス・デュランダルだな」
こんな初手で倒せると俺らは非常に楽するが、どうやらあちらは無傷のようだな。何も無くなった建造物跡から地面に突き出された腕を確認、一気に土が盛り上がって英雄派メンバーが現れる。全員、見た目は汚れているが無傷だし霧を盾にして防いだようだな。
「いやはや、いい威力だけど赤龍帝の言う通りフライングだね。とりあえず実験スタートさせようか」
槍を石突きで地面を叩くと、九尾の御大将が輝き出した事で実験スタートと言う事か。
「九尾の狐にパワースポットの力を注ぎ、グレートレッドを呼び出す準備に取り掛かれ。ゲオルグ!」
曹操の一言に制服にローブを羽織っている魔法使いの青年、青年の周囲には各種様々な紋様の魔法陣が出現した。魔法陣に羅列されている数字や魔術文字が動き回っ
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