修学旅行はパンデモニウム
対英雄派戦(2)
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なっているし、ここにいるからである。
「で?呼び出してどうするのさ」
「とりあえず捕える事が出来てから考えようと思うが、未だ生態は不明な事で謎だらけだ。調査するだけでも大きな収穫を得るし、例えば『龍喰者』がどれぐらい影響が出るとかね。赤龍神帝だとしても今は一つの実験として行うが、強大なモノを呼べるかどうかだしな」
つまりサマエルの力を使ってどのくらい影響が出るか知りたい訳か。とりあえず皆は戦闘態勢に入った訳だが、ゼノヴィアが剣を向けるが鞘ごと構えたデュランダルだったが、鞘の各部位がスライドしていき変形していく。激しい音を立てながら、鞘のスライドした部分から大質量の聖なるオーラが噴出し始めた。刀身をオーラが覆い尽くし、極太オーラの刃と化するがこれが新たなデュランダルのようだな。
「とりあえずグレモリー眷属と匙はそのまま待機な、俺ら強者が前に出るから今はサポートだけで構わんよ。イリナは共闘から監視側へ移行し、グレモリー眷属と匙がいらん動きをしないように頼む」
「了解よ。何やらゼノヴィアがフライングスタートしそうだからね、と言う事で祐斗君達は私達の指示を聞く事をおススメするわ」
「納得出来んがしょうがない。だがピンチになりそうになったら、勝手に行かせてもらう」
「同じくゼノヴィアに同意だね。いくら一誠君達でも勝てない時だってあるのだから」
「おいおい。兵藤がそう言ってるんだし、関わると死線ばかりだが学園のダチの為ならばやるしかなさそうだ。ヴリトラ、準備はいいか?」
『いつでもいいぞ、我が分身よ。ただし私は一誠の言う通りにしてくれよ?アイツが強者だと言う事は、昔も今も変わらんからな』
グレモリー眷属は一応戦闘態勢を取るが、何やら俺達がピンチになりそうになったら行くとか言っている。俺達は負ける策を立てる程愚かではないと知っているヴリトラだからか、匙だけは言う通りにするような態勢を取る。匙の体は龍王化となり、全身が黒い大蛇となった。龍化ではなくヒト化であるが、全身鎧ではなく一部装甲のような感じとなっている。
「何か俺達を舐められているが、まあいい。ヴァーリ達はプラン通りに行くぞ!」
『了解!』
するとゼノヴィアは天高く掲げるデュランダルがオーラを大きく噴出させ、巨大に膨れ上がった聖なるオーラの刀身が出来た。先程するなと言ったのに、ゼノヴィアはフライングスタートした。剣を英雄派がいる場所に向けて振り下ろしたが、ライザーソード並みの太さで攻撃的オーラを周辺に散らしていない。絶大なパワーが上手く纏っているが、振り下ろした一撃は本丸御殿の家屋ごと吹き飛ばした。
「バカ野郎、フライングスタートするなと先程注意したばかりだろうが!」
「攻撃するなら今だと思ったからね『パシイ
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