2対3?
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医務室にて・・・
「んん・・・」
眠っていたルーシィが目を覚ます。すると目の前に心配そうにこちらを見ている少女と2匹の猫がいることに気づく。
「ルーシィさん!目が覚めましたか?」
そこにいたとはウェンディとシャルルとセシリー。ウェンディはルーシィが目を覚ましたので声を掛けた。
「今何試合目?」
「第一試合が終わったところです。青い天馬が勝ったみたい」
ルーシィの質問にウェンディが答える。
「これから第二試合が始まるところよ」
「蛇姫の鱗と人魚の踵が戦うんだよ〜」
シャルルとセシリーが眠っていてバトルパートの組み合わせを知らないルーシィに説明する。
「そっか。ナツたちの試合はまだなんだ」
ルーシィは安心したような、心配しているような声で言う。
「ナツさん試合の前にルーシィさんの顔を見に来るって言ってましたよ」
「それまでもう少し寝てなさい」
シャルルはそう言うとルーシィに布団をかけ直し、寒くならないようにする。
「今はとにかく体力を回復させないとね〜」
「ありがとう。そうするね」
セシリーの言葉に従うルーシィ。彼女はゆっくりと目を閉じ、しばし休息を取ることにした。
『さぁ!!次は第二試合!!蛇姫の鱗からはリオンとレオン、そしてユウカ!!』
闘技場の入り口から真ん中にエース格のリオン、右サイドにレオンと左サイドにユウカという並びで入場してくる蛇姫の鱗。
『そして!!人魚の踵からはカグラとミリアーナ、ベスの出場です!!』
人魚の踵も同様にエースのカグラを中心にベスとミリアーナがそれぞれ右左に並んで入場してくる。
「元気最強!!人魚の踵をよろしく!!」
「ミリア少し落ち着きなよ」
両手を上げて観客たちに応援してくれるように声を出すミリアーナとそれを落ち着かせようとするベス。カグラはそんなことなど気にも止めずに闘技場の中心部へと歩いていく。
『ヤジマさん、この試合どう見ますか?』
『どちらが勝ってもおかしくない、楽しみな試合だね』
リオンとカグラは両ギルドの中でのトップと言える力を持つ魔導士、そしてその2人だけではなくユウカやレオン、ミリアーナとベスもギルドの代表として参加しているだけに実力がある。さらには現在この2チームはポイントも並んでいるため実力伯仲と考えて間違いないだろう。
「リオンもレオンもユウカも強敵だ!!ミリアーナ!!油断するなよ!!」
観客たちに手を振り緊
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