大帝国劇場での生活始まる前編
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大帝国劇場へ向かう道中・・・
「そう言えばさくらちゃん質問良いかな?」
「何かな?直哉君」
僕はさ、小さい頃からさくらちゃんと一緒にいて、帝国歌劇団の裏の帝国華撃団の事聞いたりしてたけど、先輩大神さんは華撃団の事知ってる?」
「ああ、その事ね、今米田さんが、わざと秘密にしてるから、直哉君もそのつもりでいてね」
「わかったよさくらちゃん。さくらちゃんと、再会できるなんて夢みたいだよ、今だから言うけど、僕の夢はさくらちゃんと結婚する事だったんだよ」
「え、嘘」
「本当だよ、でももう、無理かな」
「そんな事ないよ、直哉君」
「さくらちゃんスターだからね、おいそれと結婚出来ないからね」
「直哉君私も言うね、実は、私も結婚するなら、直哉君が良いと思ってたの、だって直哉君私の力を知っても、私と普通に付き合ってくれたからね」
「え、そうだったの、なんだか嬉しいよさくらちゃん。ありがとう」
「お礼を言うのは私のほうだよ、直哉君。ありがとう」
そんな話をしていると、大帝国劇場に着いた。
そして二人は、帝劇の中に入り、米田支配人のいる支配人室に向かった。
「支配人さくらです。紫藤直哉さんを連れて来ました」
「おう、待ってたぜ二人共入って良いぞ」
「「はい」」
直哉とさくらは、支配人室に入った。
「久しぶりだな。直哉」
「はい米田支配人。支配人もお元気そうで安心しました。
「うむ、して今回直哉お前を呼んだのは、他でもない、直哉俺の代わりに、帝国華撃団の総司令に任命する為に呼んだのだ」
「「ええええーーーー」」
さくらと直哉は米田支配人の言葉を、聞いて驚いていた。
「どういうことですか?自分が総司令をやるという事は?」
「ああ、実はな、暫く俺が帝劇を離れなきゃ行けないことが起きたんだ」
「「どういうことですか」」
「ああ、お前の両親の死が、只の事故ではないという証拠らしき物がでてきたんだ。」
「「ええーーそうなんですか?」」
「俺は直哉の両親にお世話になって、この帝国華撃団を作ったんだ、せめて俺だけでも、二人の死の真相を公にしてやりてえんだ」
「支配人・・・」
「でも俺海軍所属ですよ良いんですかね?」
「ああ、それは問題ない、何故なら、直哉お前は、海軍を除隊した事になっているからな」
「ええーー」
本日3度目の叫びが響いた。
「こうしておいたほうが、さくらと別れなくて済むぞ」
米田の言葉を聞いたさくらと、直哉は、互いの顔が赤くなってるのを、見た。
「とりあえずはまだ俺は、ここにいるから安心しろ」
「話は以上だ、ああそうだ、直哉お前、さくら
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