始まりの日
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大帝国劇場
支配人室・・・
「すまねえな、さくら先日大神を迎えに行ってもらったのに」
「いえ、良いですよ、支配人それで今回迎えにいく人は、誰です?」
「こいつだ、名前は紫藤直哉、16才、さくらと同じ年齢だ」
「大神の時と同じ上野公園を集合場所に指定しているからな」
「それと、こいつは大神の時とは違い、そんなに早くここには連れてこなくて良いからな」
「わかりました。行って来ます」
「ああ」
そしてさくらは、大帝国劇場を出て、上野公園に向かった。
上野公園・・・
「はあ、良い天気だな、まさか自分が憧れている。帝国華撃団に自分が配属されるなんて、夢みたいだ」
「でもおかしいなあ、帝国華撃団といえば、先輩の大神一郎さんが配属されたのに、なんで、僕まで呼ばれたんだろう?
その時、直哉は声をかけられた。
「あのーー紫藤直哉さんですか?」
「あ、はい自分がそうですけど、あれ真宮寺さくらちゃん」
「え、そうですけど、もしかして直哉君?」
「そうだよ、小さい頃一緒に遊んでた直哉だよ」
「ええーーどうしてここにいるの?」
海軍の指示で、帝国華撃団に行くことになったんだ、そういうさくらちゃんは?」
「私は、今日から帝劇に来る人を迎えに来たんだよ」
「そうだったんだ、でも不思議だね、こんな所で再会するなんて」
「フフそうね、直哉君のご両親元気?」
「ああ、二人共去年海難事故で死んじゃった」
「ごめんなさい、直哉君、私ったら」
「良いよ気にしないで、それより何で僕が帝国華撃団に配属されたんだろ?」
「僕より優秀な大神さんがいるのに?」
「直哉君。大神さん知ってるの?」
「うん、僕の先輩なんだ」
「そうなんだ、どうせなら直哉君が、帝国華撃団の隊長だったら良かったのに」
「僕なんて、無理だよ」
「そんな事ないよ、直哉君の霊力の強さは、お父様が、認めてたもん」
「ええー嘘一馬さんがー」
直哉はさくらの言葉を聞いて驚いていた。
「とりあえずこれから宜しくね、さくらさん」
「直哉君にさくらさんて呼ばれたくないよ、昔みたいに、さくらちゃんがいいなあ」
「わかったよ、さくらちゃん、でも人前だとさんで呼ぶからね」
「わかったよ、直哉君」
こうして.運命的な再会を果たした、二人これから直哉とさくらこれから二人は、帝国華撃団と言う中でどう関わるのだろうか?」
そして、直哉が帝国華撃団に呼ばれた理由とは?
「さて、直哉君大帝国劇場へ案内するね」
「ありがとうさくらちゃん」
こうして、二人は上野公園を出て、大帝国劇場へ向かった。
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