修学旅行はパンデモニウム
夜での共同作戦会議
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王学園の生徒が泊まっている京都サーゼクスホテルを守るのが私達の仕事となります。一応あのホテルには強固な結界を張ったそうですが、有事の際でも最悪の結果だけは避けられます。不審者が近づけばどうなるかは、私達の手で摘んでおきます。いいですね?」
『はい!ソーナ会長!』
と言う事でシトリー眷属全員は返事をしてから、ソーナとシーグヴァイラは準備が終わり次第ここからホテルに戻って不審者を職質するだろうな。一方グレモリー眷属は俺達と共にオフェンスだが、俺達とは別行動させてもらう。二条城に行くが、優先事項は八坂の救出である。相手の戦力も未知数だが、俺達もいるので安心していたアザゼルだった。
「アザゼルやグレモリー眷属にも言っとくが、俺達がもし英雄派と戦闘行う時に邪魔をするのであれば容赦なく斬り捨てさせてもらうがいいか?」
「俺達と一緒に戦えないと?」
「正直言って俺らとグレモリー眷属は天と地の差だ、それにイリナも今は力を制限させているからな。俺らの目的はあくまで英雄派捕獲が優先事項となっているが、八坂は二番目だからな。邪魔をするのであれば、味方であっても斬り捨てると言っとく」
「こりゃ一ちゃんの目は怖いねぇー、だが一ちゃんの邪魔だけはさせねえよ。俺はともかくグレモリー眷属の指揮に関しても頼むからさ、言う通りにさせるつもりだ」
最強の助っ人を呼んだと言っていたが、誰が来るんだろうな。フェニックスの涙は三つしか配布されないが、俺達はそんな物には頼らんから断った。回復役がルフェイだし英雄派を捕縛する役目もある。世界各地で『禍の団』がテロしてるお陰で、涙の需要が急激に跳ね上がっているとの事だ。重要拠点への支給もままならない状態となり、大量生産出来ない品だったからな。
「俺達にはフェニックスの涙はいらんよ。俺らには回復役であるルフェイがいるし、大量生産出来る品を持たせているからな」
「現在フェニックスの涙は市場でも値段が高騰していますし、高級品のはずが超が二つ付く程の代物になってしまったのです。ですが一誠様には独自に開発されたドリンクがありますので、攻撃組全員に持たせております」
「マジかよ。レーティングゲームの涙使用のルールも改正せざるを得ないらしいが、一ちゃんには関係ない話だもんな。今後のゲームに影響が出るかもしれんが、ルフェイの回復も強力だが一ちゃんが使う回復も強大だからな。ところで一ちゃんが開発したと言うドリンクはどんなの何だ?」
「品名だとフェニックスの涙改で、製造方法は秘密だが魔力・体力・傷などが一瞬にして回復してしまうもんだ」
そういや機密事項となっているが、各勢力協力して血眼となって『聖母の微笑』の所有者を捜しているそうだ。レアな神器で調査結果、アーシアの他に所有者が世界に何人かいる事が発覚したん
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