修学旅行はパンデモニウム
夜での共同作戦会議
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いるので、部屋から抜け出て一誠君に今までの事を伝えるとあちら側も今夜仕掛けるつもりでいたそうだ。なのでこれから一誠君がいる高級旅館に集合と指示を貰って、早速アザゼル先生らに伝えるとパジャマ姿から制服姿となってホテル前に集合していた。
一方俺側はイリナから念話が来て、今からこちらにアザゼルらが来るとの事なので大広間にいた俺達。今回行くメンバー以外の者らは、隣の部屋にいるが呼ぶとすぐに来てくれる。ホテルからここまで少し時間があるが、再びメンバーの確認をしていた。
俺とヴァーリチーム全員と愛紗・華琳・雪蓮・恋とシャルが、今回の二条城に行くメンツだ。夜になると悪魔の団体さんがやって来たと言ってたので、こちらに誘導してくれと言ったら大広間に来た。アザゼルとセラフォルーとグレモリー眷属とシトリー眷属が来た。
「悪いな一ちゃん。こちらよりここの方が話しやすいからな、それにしても今いるメンバーが行く奴らか?」
「しょうがないだろ、あちらで話すと一般生徒に聞かれると言うデメリットがある。それにシトリー眷属もいるのか、だったらソーナもこっちに来てくれ」
『ソーナ会長!』
「一々騒がないで下さい、私がここにいる事に関してアザゼル先生は知っていますから」
ソーナが私服姿で来たので、驚いていたシトリー眷属で匙もだった。一応シーグヴァイラもここにいたが、ソーナとシトリー眷属と一緒に行動するだろうな。本来だと、ロスヴァイセは二日酔いで体調がよろしくないはずだが酒飲んでいないので体調は絶好調だった。俺とアザゼルが簡単に説明を受けてから、皆を見回していたが大広間に投影型端末に京都全体図が投影されていた。
「アザゼルから簡単に聞いたが、二条城と京都駅を中心に非常警戒態勢を敷いている。京都を中心に動いている悪魔・堕天使関係者を総動員して、怪しい輩を探索中の様子だ。京都に住む妖怪らも協力態勢だし、今の所英雄派の動きを見せないが京都各所に不穏な気の流れが二条城中心に集まっていると計測出来ている」
「簡単な話だけでそこまで分かるとはな。流石は一ちゃんだが不穏な気の流れについて疑問符浮いているから説明するが、京都は古来より陰陽道・風水に基づいて創られた大規模な術式都市となっている。それ故にパワースポットを持つ晴明神社の晴明井、鈴虫寺の幸福地蔵、伏見稲荷大社の膝松さん。と挙げれば切りがない程に不思議な力を持つ力場に富んでいる」
「それらが現在気の流れが乱れて、二条城の方にパワーを流し始めているとの事だ。俺らの情報通からだと、碌でもないな事は確かなようだが奴らはこの都市の気脈を司っている九尾の御大将を使った『実験』とやらを開始しようとさせている。それを踏まえた上で作戦を伝えるが、ソーナ」
「はい。私達シトリー眷属は京都駅周辺で待機しますが、駒
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